本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はアクションゲームのデモ版公開など8本です。
スティック斬撃アクションゲーム『Liblade』デモ版公開
Project Libladeは5日、スティック斬撃アクションゲーム『Liblade』のデモ版を公開した。ふりーむ!よりダウンロード可能。
XInput対応ゲームパッドが必須のサイドビュー作品で、右スティックを倒した方向(およびその逆方向)に斬撃を行うという操作が特徴。スティックの回転による回転斬りや、スティックとボタンの同時押しによる突進、空中ダッシュや壁蹴りジャンプといったアクションも駆使しながら戦っていく。完成版は2018年公開予定。
ローグライクアクションゲーム『ABYSS CRAWLERS plus』リリース
屋根裏ゲームズは9日、ローグライクアクションゲーム『ABYSS CRAWLERS plus』をSteamにてリリースした。16日まで30% OFFセール中。
成人向け作品『迷宮クロウラ』を一般向けにリメイクおよび改良した作品。大災厄により人類が地下で生活している世界で、主人公のリリィが地上を目指してダンジョンを探索していくという内容。サイドビューのダンジョンは自動生成となっており、剣や弾数に限りのある銃、お金を払って習得できるスキル、爆弾などを駆使して戦っていく。
対戦アクションシューティングゲーム『Acceleration of SUGURI 2』Steam配信開始
同人ゲームサークル橙汁の対戦アクションシューティングゲーム『Acceleration of SUGURI 2』のSteam配信が8日に開始された。
同サークルのシューティングゲーム『スグリ』のキャラクターが戦う作品。初出は2011年。
DLsite.comによるSteamパブリッシング第2弾作品としてビジュアルノベル『孤独に効く百合』が配信開始
株式会社エイシスは7日、同社の運営するEコマースサイト「DLsite.com」によるSteamパブリッシングの第2弾として、同人ゲームサークル「夜のひつじ」のビジュアルノベル『孤独に効く百合』の配信を開始した。14日まで10% OFFセール中。
生真面目な芙紗と自由気ままなセリ、二人の少女の甘く切ない関係を描いた作品で、初出は2011年。なお同社では、これまでの2作品のリリース経験を踏まえ、パブリッシングタイトル第3弾以降は、新作やまだ翻訳されていない作品を中心に本格的な取り組みを予定しているとのこと。
SRPG『Lily 白き百合の乙女たち Lisblanc』サントラ&公式アンソロジーセット『Lily Grand Finale』ダウンロード販売開始
同人サークルdisfactは8日、シミュレーションRPG『Lily 白き百合の乙女たち Lisblanc』のサントラ&公式アンソロジーセット『Lily Grand Finale』のダウンロード販売をDLsite.comにて開始した。
昨年末のコミックマーケット93でCD+紙書籍版が頒布された作品。『Lily 白き百合の乙女たち Lisblanc』の全使用楽曲や、『Lily』シリーズのプレイヤー達によるイラスト・漫画・小説を収めた公式アンソロジーの電子版を収録している。
ノベルゲーム『サマーバケーション(仮)』告知ページ公開
同人ゲーム制作サークルSEAWESTは3日、ノベルゲーム『サマーバケーション(仮)』の告知ページを公開した。
同サークルのノベルゲーム『春の日に道が続く』の続編。主人公の少年、昇が中学生だった前作の2年半後が舞台で、高校生になった昇など前作からのキャラクターに加えて、ドイツから来た少女「ハンナ」が登場。ハンナの台詞はドイツ語ネイティブスピーカーによるボイスにより表現され、主人公が聴き取れないことから作中にテキストで台詞が表示されず日本語訳も出ないという構成が特徴となっている。完成予定は2018年冬。
なお本告知と合わせて、前作『春の日に道が続く』のボイス付き版が無料公開された。
RPG『UNDERTALE』Nintendo Switch版発売決定
任天堂株式会社は9日、RPG『UNDERTALE』がNintendo Switchで発売されることを発表した。発売時期などは未発表。
Toby Fox氏が2015年にリリースしたインディーゲーム。現在はSteam版およびPS4/Vita版が配信されている。
「同人ゲームの潮流――After 10 Years」開催概要公開
日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)は4日、研究会「同人ゲームの潮流――After 10 Years」が3月16日に東京都千代田区のデジタルハリウッド大学大学院にて開催されることを発表した。主催はデジタルハリウッド大学大学院コンテンツビジネス分析ラボ。
同人ゲームやその界隈の文化に関してこの10年間に起きた変化を振り返りつつ、同人ゲームにまつわる課題や可能性について議論し情報共有するといった内容。デジゲー博準備会代表の江崎望氏や複数の同人ゲームサークルのメンバーなどによる発表やディスカッションが行われる。参加費は無料で定員は100名。