本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はアクションRPGの新作リリースなど7本です。
アクションRPG『箱庭えくすぷろーらもあ』リリース
PLAYISMは6日、すき(suxamethonium)氏開発のアクションRPG『箱庭えくすぷろーらもあ』をSteamおよびPLAYISMにてリリースした。サウンドトラックも配信され、バンドル版も用意されている。また、配信開始から1週間は10% OFFセールが実施される。
同氏が2017年にリリースしたフリーゲーム『箱庭えくすぷろーら』(紹介記事)の有償版。フリー版からはアイテムが大量に追加されたほかマップやダンジョンなども追加され、キャラクターの性別選択や難易度設定が可能になるなど大幅な変更が施されている。
ALICE IN DISSONANCEの作品関連コンテンツ3作品がDLsiteで販売開始
同人ゲームサークルALICE IN DISSONANCEは2日、作品関連コンテンツ3作品のDLsite.comでのダウンロード販売を開始した。
今回DLsite.comにてダウンロード販売が開始されたのは、ノベルゲーム『fault – milestone one』のベントCGや設定資料、描き下ろし漫画などを収録したアートブックや、ノベルゲーム『fault – milestone two 上』および『マクナ=グラムラとフェアリー・ベル』のオリジナルサウンドトラックとなっている。
The Art of fault – milestone one(ALICE IN DISSONANCE)
シネマチックノベル「fault – milestone one」のアートブック。イベントCGや設定資料集の他、原画担当・小夏はれの30P描き下ろし漫画を収録。
fault Series ORIGINAL SOUNDTRACK vol.1(ALICE IN DISSONANCE)
「fault – milestone two 上」のオリジナル・サウンドトラック。シリーズを彩ったオーケストラ調楽曲の数々を収録。
マクナ=グラムラとフェアリー・ベル オリジナルサウンドトラック(ALICE IN DISSONANCE)
童話調短編シネマチックノベル「マクナ=グラムラとフェアリー・ベル」のオリジナル・サウンドトラック。ファンタジックで感動的なオーケストラ曲集。
ノベルゲーム『ナツイロセールトリム』第2章冒頭シーン動画版公開
同人サークル少年舎は1日、ノベルゲーム『ナツイロセールトリム』第2章冒頭シーンの動画版を公開した。
オリンピック前夜の湘南・江ノ島を舞台に、女子高校生達がセーリングに挑むという作品。現在体験版として第1章が公開されており、第2章は今夏リリース予定。
ピアノコンサート「From_. + Piano Works Concert」7月に開催
ピアノコンサート「From_. + Piano Works Concert」が7月1日に東京・大塚の音楽堂 ano anoにて開催される。
アドベンチャーゲーム『From_.』の楽曲をはじめとする、作曲家の椎葉大翼氏によるピアノ曲のコンサート。出演は椎葉大翼氏、ピアニストの四條智恵氏、『From_.』開発者の仲島せりな氏。
ゲーム制作ツール「WOLF RPGエディター」バージョンアップ
SmokingWOLF氏は3日、ゲーム制作ツール「WOLF RPGエディター」のバージョン2.22を公開した。
バージョン2.22では設定ツールに描画に関するオプションが追加され、使用するDirectXのバージョンを11と9から選択可能になった。DirectX 11を選択するとウィンドウ拡大時になめらかな描画が可能となる。また、強制終了系バグの修正なども施されている。
なお、6日にはバージョン2.22に対する追加修正としてバージョン2.23が公開されている。
アクションゲーム制作ツール「アクションゲームツクールMV」サンプルゲームプレイ動画公開
株式会社KADOKAWAのアクションゲーム制作ツール「アクションゲームツクールMV」のサンプルゲームのプレイ動画が公開された。
「アクションゲームツクールMV」は2018年夏にSteamにてアーリーアクセスが開始予定。公開された動画のゲームはサイドビューの探索型アクションゲームおよび物理演算を使用したピンボールゲームとなっている。
「DXライブラリ」がNintendo Switchに対応
ゲーム開発用ライブラリ「DXライブラリ」がNintendo Switchに対応したことが8日に発表された。
「DXライブラリ」は、DirectXによるゲーム開発向けのライブラリの定番として長年利用されているC++言語用ライブラリ。2015年にはPlayStationプラットフォームで利用可能となり、今回Nintendo Switchにも対応した。
Nintendo Switch用のDXライブラリは同人ゲームをコンシューマ機向けに販売する「Play,Doujin!」プロジェクトとの契約により開発されたもので、Play,Doujin!プロジェクトに参加してNintendo Switch用のソフトを開発する際に利用可能。また、Play,Doujin!に参加しない場合も同プロジェクトを運営するメディアスケープ株式会社に使用の申請をすることにより無償で利用できるという。