本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はインディーゲームの体験版公開など6本です。
対戦型弾幕STG『Maiden & Spell』体験版公開
mino_dev氏は26日、対戦型弾幕STG『Maiden & Spell』の体験版を公開した。
キャラクターごとに異なる2種類のショットや特殊技・防御技を駆使して対戦相手のライフを削っていくという内容で、ストーリーモードと対戦モードを搭載。ストーリーモードでは敵が窮地に陥るとバリアを張り、画面全体を覆い尽くすような弾幕攻撃「マグナス」を仕掛けてくるのも特徴となっている。完成版は2019年リリース予定。
体験版では予定されている8キャラクターのうち4キャラクターを使用してCPU対戦やローカル対戦ができるほか、ストーリーモードは2キャラクターで3面までプレイ可能。回避技や無敵技が特徴の「氷結王国の英雄」、状態異常や範囲内の時間停止といった搦め手を使える「宮廷呪術師」など、各キャラクターのユニークな性能を体験できる。なお、各キャラクターの技はキャラクター選択時に表示される技のアイコンをクリックするなどして確認することが可能。
伝奇アドベンチャーゲーム『被虐のノエル』Season8公開
連載型の伝奇アドベンチャーゲーム『被虐のノエル』の最新話となるSeason8が30日に公開された。
カナヲ氏が株式会社バカーのゲーム配信サイト「ゲームマガジン」でフリーゲームとして連載している作品。契約によって願いを叶える悪魔が実在する世界の港町「ラプラス市」を主な舞台に、両手両足を奪われた少女と大悪魔のコンビによる復讐の物語が描かれる(紹介記事)。
本作は全話で一つの区切りを迎え、Season8からは新展開。全話ラストから2カ月が経過して季節は冬となり、新たな勢力が登場して物語が動き出していく。
2Dアクションゲーム『剣客成敗』リリース
無限書庫は24日、2Dアクションゲーム『剣客成敗』をリリースした。
平安の世を舞台に、女剣士がダッシュや壁蹴りを駆使してステージを駆け巡り、妖怪達を切り伏せていくという作品。体験版も用意されている。
サイコホラーADV『殺戮の天使』Switch版配信開始
PLAYISMは28日、サイコホラーADV『殺戮の天使』Nintendo Switch版の配信を開始した。
『殺戮の天使』は真田まこと氏が「ゲームマガジン」で2015年から2016年にかけて連載型のフリーゲームとして公開した作品で、PC版が累計100万ダウンロードを達成するなど高い人気を博している。スマートフォン版も配信中。
楽曲素材集「VGM Collection Vol.4: EDM/Clubsounds」ダウンロード販売開始
同人サークルKLV Canvasは25日、楽曲素材集「VGM Collection Vol.4: EDM/Clubsounds」のダウンロード販売を開始した。7月2日16時まで10% OFFセール中。
EDM・クラブ系楽曲を収録した楽曲素材集。WAVファイルおよびRPGツクール仕様のループに対応するOggファイルを収録している。
ロイヤリティフリー楽曲素材集 “VGM Collection Vol.4: EDM/Clubsounds”(KLV Canvas)
音ゲー的エッジの効いたEDM/クラブ系楽曲5トラック6ファイルをゲーム素材用に最適化の上収録しました。イベントシーンのBGMやコミカルな演出にどうぞ。ボーナストラックも3曲4ファイル収録。
ADV・ノベルゲームエンジン「ADV+++」バージョン3.1公開
YOX-Projectは29日、ADV・ノベルゲームエンジン「ADV+++」のバージョン3.1を公開した。
Windows/Mac/Android/iOSに対応し、Windows/Mac版は商用利用も含め無償で利用できるエンジン。デベロッパーライセンスを購入することで質問・要望への優先的な対応が受けられるほか、Android版やiOS版を利用可能となる。
バージョン3.1では先行プレビュー機能として「After Effects」のスプライトアニメーションを使用できるようになった。