本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は2DアドベンチャーゲームのNintendo Switch版リリースなど6本です。
2Dアドベンチャーゲーム『Strange Telephone』Nintendo Switch版配信開始
PLAYISMは11月7日、HZ3 Software開発の2Dアドベンチャーゲーム『Strange Telephone』のNintendo Switch版の配信を開始した。配信開始から2週間は10% OFFセールが実施される。
6桁の電話番号によって自動生成される奇妙な世界を探索する作品。スマートフォンおよびPC向けにリリースされた作品の移植版で、Nintendo Switch版はNintendo SwitchのHD振動に対応する。
RPG『グリム・ディエムの冒険録 あるいは忘れられた海の底で』 ブラウザ版公開
めぞん氏(きりききう)は11月3日、ファンタジーRPG『グリム・ディエムの冒険録 あるいは忘れられた海の底で』のブラウザ版をRPGアツマールにて公開した。
嵐に巻き込まれ海へ落ちてしまった冒険者のグリムが、海の底の洞窟で少女フィルマと出会うことから物語が始まる作品。オリジナルの戦闘システムや幻想的な世界観、登場人物達それぞれの心情を丁寧に描いたシナリオ、戦闘時のドットアニメーションや多数用意されたイベントグラフィックといったビジュアル面などが魅力となっている。
本作は2018年にWindows用として公開された作品(紹介記事)の移植版で、演出の簡略化、UIレイアウトのタッチ操作への最適化、2周目のおまけの省略といった変更が施されている。スマートフォンにも対応するが、iOS環境では読み込みエラーが起こる可能性があるとのこと。
リアルロボットアクションSTG『ギガンティック・アーミー』Nintendo Switch版あらかじめダウンロード開始
ASTRO PORT開発のリアルロボットアクションSTG『ギガンティック・アーミー』のNintendo Switch版のあらかじめダウンロード(予約購入)が11月7日に開始された。あらかじめダウンロードでは10% OFFで購入可能。発売日は11月14日。PVも公開されている。
陸戦型の有人戦闘ロボットに乗り込み、任務を遂行していくという作品。ドットで描き込まれた重量感あふれるメカのグラフィックや、さまざまな銃火器や特殊兵装にパイルバンカーといった多彩な攻撃方法などが特徴となっている。
「デジゲー博2019」一般参加案内・Webカタログ公開
デジゲー博準備会は11月5日、11月17日に開催される同人・インディーゲームの展示・即売会「デジゲー博2019」の一般参加案内およびWebカタログを公開した。
今回は紙のカタログは販売されず、開催当日に入場証(リストバンド)を購入する形となる。Webカタログではサークルカットやサークルの詳細を閲覧でき、「お気に入り」への追加が可能。「お気に入り」はエクスポート・インポート機能でスマートフォンなどを含む別の環境へ持ち出すことができる。
RPGツクールMV向けマップ集「サンプルマッププラス」公開
花姫パパ氏は、「RPGツクールMV」向けマップ集「サンプルマッププラス」を公開した。
同氏は「RPGツクールMV」のサンプルマップの作成を担当しており、「サンプルマッププラス」は非公式の追加サンプルマップという位置付け。ファンタジー向けマップ32種類・100個を収録している。実際にマップを歩けるサンプルゲームもブラウザゲームとして公開されている。
ノベルゲームシステム「SKYNovel」導入ガイド掲載
ノベルゲームシステム「SKYNovel」の導入ガイド「SKYNovelのはじめかた」が公式サイトに掲載された。
「SKYNovel」は、WebGL(PixiJS v4)を基幹技術としたノベルゲームエンジン。デスクトップ、スマートフォン、ブラウザと、HTML5+JavaScriptが動作するさまざまな環境に対応するマルチプラットフォームで、対応する環境であればWebGLによりGPUで描画するため高速動作が可能。スクリプトはKAG3系を採用している。MITライセンスによるオープンソース。
「SKYNovelのはじめかた」では、マイクロソフト製のコードエディター「Visual Studio Code」のインストールから、「Visual Studio Code」に「SKYNovel」関連の機能を追加する拡張機能の導入、テンプレートを使用したノベルゲーム制作といった内容を順を追って解説している。