本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は3件です。
伝奇ADV『被虐のノエル』リメイク版のXbox・PC向け配信が開始
伝奇アドベンチャーゲーム『被虐のノエル』リメイク版のXbox One/Xbox Series X|S版の配信、およびPC版のMicrosoft Storeでの配信が7月26日に開始された。
『被虐のノエル』は、カナヲ氏が株式会社バカーのゲーム配信サイト「ゲームマガジン」で連載型のフリーゲームとして公開している作品。契約によって願いを叶える悪魔が実在する世界の港町「ラプラス市」を主な舞台に、両手両足を奪われた少女ノエルと大悪魔カロンのコンビによる復讐の物語が描かれる(紹介記事)。現在連載は最終章に突入し、Season12まで公開中。
リメイク版はSeason1~Season7を収録。グラフィックや演出、UI、台詞などが大幅にリメイクされたほか、一部シーンで使用されているカナヲ氏オリジナルのBGMもリメイクされている。また、追加ストーリーとしてSeason3.5を収録する。
これまで家庭用ゲーム機ではNintendo SwitchおよびPS4向けに配信されており、今回Xbox One/Xbox Series X|Sにも対応した。さらに、Microsoft Storeでの配信開始により、オリジナルと同様にPC(Windows)でもプレイ可能となった。
ロックオンレーザーSTG『ムーンダンサー』Nintendo Switch版リリース
有限会社レジスタは7月28日、TERARIN GAMES開発の縦スクロールシューティングゲーム『ムーンダンサー(Moon Dancer)』のNintendo Switch版をリリースした。8月16日までは発売記念として約40% OFFで購入可能。
シンプルな操作でロックオンレーザーによる攻撃を楽しめる作品。レーザーは素早く攻撃できるスピアレーザー、攻撃力の高いナパームレーザー、広範囲をロックオンできるマルチレーザーの3種類があり、アイテムの取得で変更できる。ロックオンレーザーを連続して敵に当てるとチェインが発生しスコアボーナスを得られるシステムも特徴。全8ステージで構成される「アーケードモード」と3分間のスコアを競う「キャラバンモード」が用意されている。
オリジナルのPC版は今年1月よりSteamで配信されている。Nintendo Switch版ではグラフィックの刷新と演出の強化、それに伴い敵の配置とゲームバランスの再調整が施されているとのこと。
2Dステルスアクションゲーム『UnMetal』家庭用ゲーム機版リリース
Versus Evilは7月28日、Unepic_Fran開発の2Dステルスアクションゲーム『UnMetal』のPlayStation 4/5版、Nintendo Switch版、Xbox One/Series X|S版をリリースした。PC版は昨年Steam等で配信されている。
濡れ衣を着せられて捕まり、極秘の軍事基地に閉じ込められたという一般市民ジェシー・フォックスとして基地からの脱出を目指す作品。同ジャンルの名作へのオマージュなども見どころの作品となっている(紹介記事)。