本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はアクションゲームのデモ版公開など4本です。
2Dプラットフォーマーアクション『ネフェミーたちの夢』デモ版公開
Nephemee Studioは4月5日、2Dプラットフォーマーアクション『ネフェミーたちの夢』のデモ版を公開した。公称プレイ時間は2〜3時間。
夢の世界を探索しながら物語を進めていく作品。全方位を狙って撃てるショットや壁掴みなどのアクションを駆使し、さまざまなギミックも施されたマップを攻略していく内容となっている。個性的なキャラクター達やオリジナルのBGMもみどころで、デモ版のサウンドトラックがBandcampおよびBOOTHでダウンロード販売されている。
シミュレーションRPG『Magic Scroll Tactics』PS4版リリース
同人ゲームサークルオートリ電子のシミュレーションRPG『Magic Scroll Tactics』のPS4版の配信が4月10日に開始された。
サイドビューの画面構成が特徴の作品で、高所からの攻撃によるダメージボーナスといった要素があり、位置取りや飛行ユニットの活用などがポイントとなっている。ツリー方式のアビリティ習得も特徴。Steam等でPC版も配信中。
「ロボットチェス メカ・キャラクター素材集 有料版」ダウンロード販売開始
クロラロラは、画像素材集「ロボットチェス メカ・キャラクター素材集 有料版」のダウンロード販売を開始した。DLsiteおよびBOOTHで購入可能。
2020年にリリース予定のノベルゲーム『ロボットチェス』のメカ・キャラクターなどの画像を素材化したもの。メカは51機、キャラクターは41人分を収録している。一部の画像を収録した無料版も公開中。
なお、ゲームより前に使用画像をもとにした素材がリリースされることとなったが、作者の中西達郎氏によると「本当はゲームの方を先に出したかったのですが、諸事情でこちらを先に出すことに」なったとのこと。また、利用規約には「元となった作品(ロボットチェス)への配慮は必要ありません。キャラの名前、設定、物語など、自由にご利用、ご改変ください。もともとロボットチェス自体が、二次創作公認作品となっています」と記載されている。
『ロボットチェス』は天使、悪魔、人間という3つの種族が住む大陸を舞台に、大陸の覇権をかけて行われる人型機動兵器による戦い「ロボットチェス」をテーマとした作品。体験版も公開されている。
ロボットチェス メカ・キャラクター素材集 有料版(クロラロラ)
ゲーム、SNSなどで使えるキャラやメカの素材集です!
「エアコミケ」公式開催決定
コミックマーケット準備会は4月10日、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった同人誌即売会「コミックマーケット98」に関する企画として、「エアコミケ」を実施することを発表した。
「エアコミケ」の名称は、コミックマーケット98中止に伴いネット上などで自然発生的に使われているものだが、コミックマーケット公式でも実際にイベントとして実施されることとなった。ただし、一般での「エアコミケ」という語の利用についても「草の根的・非営利的な使用で、かつコミケットが運営している・許諾しているものと混同する恐れが生じないものに関しては問題ありません」とのこと。
企画内容としては、4月18日に「コミックマーケット98カタログ」の電子書籍版の発売、本来コミックマーケット98が開催されるはずだった5月2日~5日に当日企画などが予定されている。4月12日22時からは、生放送番組「エアコミケ準備室 開幕式@ニコニコネット超会議2020」にコミックマーケット準備会の共同代表が出演し、企画の紹介などを行うとのこと。
なお、主旨に賛同する同人ショップなど各社からもそれぞれの「エアコミケ」企画への取り組みが発表されている。