今回は、現在制作中のフリーゲーム・アドベンチャーRPG『ジュールホラーワールド』を紹介したい。本作は、黒にそまりゆく世界を白くする冒険を描く『わたしとうどん』などを制作した横目黒氏による新作となっている。
ある日目が覚めると、かいぶつだった。
主人公アメノは、タコの魔女ナイフと共に
不思議な住民たちのいる世界を歩き始める。仕事のために彼らと仲良くなった。
約束のために彼らを倒した。昼と夜の二つの顔を持つ世界で、
アメノの『たましい』は揺れる。公式ページより引用
公式ページにはゲームのあらすじやキャラクター紹介が掲載されており、それによるとこのゲームの主人公は、自らの命を絶ってしまった女子高生「アメノ」。ゲームの核となるストーリーに関しては現在、大きく触れられていないものの、彼女は自殺したという事実に疑問をもっているとのことで、それが物語の始まるきっかけになるのかもしれない。
アメノが歩む世界には、魚人「ギルマン」や猫又?の「ココノツ」、狼男の「カミツキ」にフランケンシュタイン「ザビ」といった怪人たちが存在。アメノのパートナーとなる魔女「ナイフ」とともにこの世界を探索するようだが、彼らとはどういった関係を作っていくのかも楽しみだ。
ゲームシステムとしては、昼パートはアドベンチャー、夜パートは戦闘ありのRPGの形式となっているとのこと。作中のスクリーンショットもいくつか公開されており、作りこまれたアートワークの世界を歩き回るのをいまから楽しみにさせてくれるものとなっている。
使用されているゲーム制作ツールはRPGツクールMV。作者Twitterによると、本作の公開は5月が目処となっている。また、制作中の内容は変更になりうるとのこと。ゲームの公開をゆっくりと待ちたいところだ。
[基本情報]
タイトル 『ジュールホラーワールド』
制作者 横目黒
クリア時間 3時間程度
対応OS Windows