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“青のスチームパンク”ビジュアルノベル『Ewig-エーヴィヒ- 第一章 永遠**』ダウンロード販売開始 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

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本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はノベルゲームのダウンロード販売開始など10本です。

Physics Point、ビジュアルノベル『Ewig-エーヴィヒ- 第一章 永遠**』ダウンロード販売開始

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創作ユニットPhysics Pointは17日、ビジュアルノベル『Ewig-エーヴィヒ- 第一章 永遠**』のダウンロード販売を開始した。体験版も公開されている。

「青のスチームパンク」「永遠と終末」「愛情と停滞」をキーワードとする作品。第一章の物語は永久不変の身体と永遠の命を持つ“家族”達が暮らす都市に、358人目の妹「エーヴィヒ」が「最後の子」として生まれたことから始まる。兄姉達からの祝福を受けるエーヴィヒだが、やがて彼女は永遠であるはずの命に訪れる終末の運命を知っていく。白磁の肌に真鍮の瞳を持つ“家族”達や紺青の海に浮かぶ黄金の都市など、独特の世界観も魅力の作品だ。

なお、今回ダウンロード販売が開始されたのはWindows版で、Mac版が今秋中に配信予定。また、スマートフォンアプリ版の開発も進められているという。

東方二次創作RPG『三妖精のぴょこぴょこ討伐大作戦!』体験版公開

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よもぎ氏は19日、東方Project二次創作のRPG『三妖精のぴょこぴょこ討伐大作戦!』の体験版を公開した。

光の三妖精がとある事情でチルノに復讐するため、世界を冒険していくという作品。クォータービューのマップや、戦闘中の行動パターンを条件などの組み合わせで設定して自動で行動させられる「さくせん」システムなどが特徴。フィールド上では「ぴょこぴょこ」跳ねるように移動し、戦闘時はリアルタイムにキャラクターが動いて攻撃が飛び交うなど、賑やかな画面作りも特徴だ。

本体験版の公称プレイ時間は3時間~5時間程度。最終的な完成版のプレイ時間は30時間程度になる予定とのこと。

ADV『異世界勇者の殺人遊戯《デスゲーム》』第3章公開 isekai-yuusya-1 isekai-yuusya-2

らふげーむ氏は21日、連作形式で公開されているアドベンチャーゲーム『異世界勇者の殺人遊戯《デスゲーム》』の第3章を公開した。「RPGアツマール」で配信されており、Webブラウザー上でプレイ可能。

「異世界転生×デスゲーム」をコンセプトに、異世界転生により能力を得た勇者達が閉鎖された世界に集められ、デスゲームを強制されるという作品。第3章は勇者達が仮想世界に入り込み、デスゲームとは全く異なるルールの「ゲーム」をすることになるという異色の展開となっている。

ノーマナ・インタラクティブ、東京ゲームショウ2017にて2Dアクションシューティングゲーム『NOAH:The Gunslinger Witch』をプレイアブル展示

合同会社ノーマナ・インタラクティブは、2Dアクションシューティングゲーム『NOAH:The Gunslinger Witch(ノア・ザ・ガンスリンガーウィッチ)』を東京ゲームショウ2017のインディーズゲームコーナーにてプレイアブル出展することを発表した。トレーラームービーも公開されている。

剣と魔法と現代兵器が登場する世界を舞台に、異世界に浸食された故郷の謎を解き明かすため、銃と魔法を駆使して異形のモンスターたちを蹴散らしながら学園都市の中心部を目指すという作品。分裂する・跳ねる・貫くといった個性的な特性を持った弾の存在や、ローグライクのようなランダム性の高いゲーム進行が特徴となっている。

4th cluster、スマホ向けRPG『StarMined』トレーラー公開

合同会社4th clusterは20日、スマートフォン向けRPG『StarMined』のトレーラームービーを公開した。

人類が宇宙に進出した遠い未来、廃墟の惑星を舞台とした作品。現在、東京ゲームショウ2017にてβ版のプレイアブル展示が行われている。トレーラームービーはYouTubeにてフル版が公開されているほか、Twitterにてショートバージョンが公開されている。

ローズヴェルト、女性向け恋愛ADV『嘘つきな王様の騙し方』オープニングムービーおよびロングPV公開

同人ゲームサークルローズヴェルトは、女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『嘘つきな王様の騙し方』のオープニングムービーおよびロングPVを公開した。

ファンタジー世界を舞台にした女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『貴方の仮面の外し方』の続編。9月末~10月頭にリリース予定。

『DEEMO』Nintendo Switch版ダウンロード販売開始

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フライハイワークス株式会社はは21日、音楽ゲーム『DEEMO』Nintendo Switch版のダウンロード販売を開始した。

台湾のインディーデベロッパーRayarkによる、ピアノをモチーフにしたファンタジーリズムゲームの移植版。収録楽曲は200曲以上で、無料アップデートによる楽曲追加も予定されている。

グラフィック素材サイト「シアンのゆりかご」再開

6月に閉鎖されていた、マゼラン氏によるグラフィック素材サイト「シアンのゆりかご」が16日に再開した。

神話・伝承をモチーフにした敵グラフィックなどを、利用規約のもと無償で提供しているサイト。再開にあたり、クトゥルフ系の素材が削除された。なお、クトゥルフ系の素材はマゼラン氏が有償で販売している素材集『神話生物素材集-邪神礼賛-』に収録されている。

「ねくらマップチップ」有料版のポータルサイトを開設

無料・有料のマップチップ素材を配布・販売しているねくら氏は、有料版マップチップのポータルサイトを開設した。

既に販売されている「ねくらファンタジーマップチップ素材集」および「ねくらファンタジーマップチップ素材集エクストラダンジョン」のほか、販売予定の「ねくらレトロフューチャーマップチップ素材集」の情報も掲載されている。「ねくらレトロフューチャーマップチップ素材集」には蒸気機関車・工場・歯車の時計塔などが収録され、鉄と蒸気と電気のレトロフューチャーな世界観が作れるという。

『Undertale』LINEスタンプ配信開始

LINEスタンプ『UNDERTALE Vol. 1』の配信が開始された。

RPG『Undertale』のキャラクターがあしらわれたLINEスタンプ。同様のデザインによるiMessage用ステッカーも配信中となっている。


高密度STG『Devil Engine』日本語体験版公開 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

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本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はシューティングゲームの体験版公開に関するものなど9本です。

Protoculture Games、高密度STG『Devil Engine』日本語体験版公開

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Protoculture Gamesは28日、横スクロールシューティングゲーム『Devil Engine』の体験版をふりーむ!にて公開した。同作はこれまで英語の体験版が公開されていたが、今回より日本語に対応している。体験版はステージ1と2をプレイ可能。

High Density Shooting Action(高密度シューティングアクション)を謳う作品で、敵の攻撃は激しく難易度は高め。ミサイルなどの特殊攻撃や、敵を倒すことで増えるスコア倍率を消費して発動できる弾消しなどを駆使して状況を切り抜けていく。ドット絵で描き込まれたメカや背景などのグラフィックや、メロティアスで疾走感のあるBGMも魅力だ。完成版は2018年後半に発売予定。

ARTIFACTS、館脱出ストラテジー『マジックポーション・デストロイヤー』リリース

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ゲーム開発サークルARTIFACTSは26日、ストラテジーゲーム『マジックポーション・デストロイヤー』のSteamにてリリースした。パブリッシャーはPLAYISMで、PLAYISMの作品ページよりSteamキーを購入することも可能。いずれも配信開始より1週間は10% OFFセールが実施されている。

同サークルの前作『マジックポーション・エクスプローラー』のゲーム内容を進化させたリソース管理型のストラテジーゲーム。魔女の館に囚われた主人公が脱出を目指して戦っていく。戦闘は自動進行で、「強化魔法」や「魔法薬」を駆使してキャラクターを強化し、全30ステージのクリアを目指す。条件によってエンディングは5つに分岐する。

なお、前作『マジックポーション・エクスプローラー』は新作リリース記念として50% OFFセール中。『マジックポーション・エクスプローラー』と『マジックポーション・デストロイヤー』のバンドル版も用意されている。

言ノ葉迷宮、コミックゲーム『学期末のアウトサイダー』ダウンロード販売開始

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言ノ葉迷宮は25日、短編ミステリーアドベンチャーゲーム『学期末のアウトサイダー』のダウンロード販売を開始した。

作者が「コミックゲーム」と呼称している、漫画形式のアドベンチャーゲーム。本作ではとある少年と少女の出会いから物語が始まり、作中で1カ所だけ存在する文字入力欄へ、作中で呈示される謎の答えを入力することで物語を結末に導いていく。漫画は100ページほどで、エンディングは2つ。ヒント機能も用意されている。

ローズヴェルト、女性向け恋愛ADV『嘘つきな王様の騙し方』リリース

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同人ゲームサークルローズヴェルトは29日、女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『嘘つきな王様の騙し方』をリリースした。10月6日まで10% OFFセールが実施されている。なお、執筆時現在はサークル公式サイトにてダウンロード販売が行われており、10月中旬にはSteamでの配信が開始される予定。

ファンタジー世界を舞台にした女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『貴方の仮面の外し方』の続編で、主人公を含めフルボイスの作品。呪われた孤島として知られているエルーリア島へ突然飛ばされてしまった主人公の少女レジナ(名前変更可能)が、ジュリという男と出会うことから物語が始まる。なお、物語を理解するために前作をプレイする必要はないが、プレイしていれば本作をより楽しめるとのこと。プロローグをプレイ可能な体験版も公開されている(上掲の画像は体験版より)。

ファーレンハイト、スマートフォン向けターン制ブロック崩し『ハイパーバウンサー』配信開始

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ファーレンハイトは27日、スマートフォン向けのブロック崩しゲーム『ハイパーバウンサー(hyperbouncer)』の配信を開始した(Android版 / iOS版)。広告付きの無料作品として公開されている。

パドルでボールを打ち返すという要素がなく、その代わりアイテムにボールを当てることで、一度に打ち出せるボールの数を増やしていくことができるブロック崩しゲーム。ブロックは1ターン(1回のボール射出)ごとに、落ちものパズルゲームのように上から降りてくる。ブロックは中に描かれた数字の数だけボールをぶつけると壊すことが可能で、ブロックが画面下まで達してしまうとゲームオーバー。

そのほか、ボールを当てることでブロックを一列丸ごと消せるアイテムなども存在。反射神経は不要で、効率的にブロックを壊せる射出方向を考えていくパズル的なゲームとなっている。

4th cluster、スマートフォン向けRPG『StarMined』βテスター募集開始

ゲーム制作スタジオ4th clusterは、スマートフォン向けRPG『StarMined』のβテスターの募集を開始した。

人類が宇宙に進出した遠い未来、廃墟の惑星を舞台とした作品。Android/iOS向けのリリースが予定されているが、βテストはiOSを対象として行われる。

GameCrafterTeam、高速メカアクションゲーム『Project Nimbus』アーリーアクセス終了

タイのインディーゲームデベロッパーGameCrafterTeamは26日、Steamにてアーリーアクセス版を配信していた高速メカアクションゲーム『Project Nimbus(プロジェクト・ニンバス)』に最終ミッションが追加され、アーリーアクセスが終了したことを告知した。

荒廃した世界を舞台とし、人型バトルスーツ「バトルフレーム」を操縦して戦う作品。テキストやボイスは日本語にも対応しており、日本版のメインキャストには名塚佳織さん、藤原啓治さんといった著名声優が名を連ねている。日本語化されているのは全4章中の2章までで、今回の告知によると日本語への対応は年内を目標に引き続き作業を行っているとのこと。

なお同作は、パブリッシャーGameTomoよりPS4版のリリースが予告されており、第1章と第2章をリマスターした『プロジェクト・ニンバス:CODE MIRAI』が今秋配信予定。

GIANTY、アクションRPG『GOKEN』正式リリース

株式会社GIANTYは29日、Steamにてアーリーアクセス版を配信していたアクションRPG『GOKEN』の正式リリースを発表した。合わせて、同作のオリジナルサウンドトラックのDLC配信も開始されている。

封印されていたかつての英雄が、失った5つの武器を取り戻しながら悪しき者の手に渡ってしまった世界を救うという作品。シームレスに広がるマップや、2つのボタンに武器をアサインしてコンボを繰り出せるアクションなどが特徴となっている。

森の奥の隠れ里、「イラストアイコン素材集Vol.2-和-」ダウンロード販売開始

森の奥の隠れ里は24日、「イラストアイコン素材集Vol.2-和-」のダウンロード販売を開始した。

和風をテーマにした、高解像度のイラストアイコン素材集。大きく分けて武器類、防具・アクセサリー類、植物・鉱石など錬金素材系、雑貨類、属性などUI系の素材を収録している。

サイバー世界が舞台のリアルタイムシミュレーション『Transer & Buster』体験版公開 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

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本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はシミュレーションゲームの体験版やベータ版の公開など11本です。

Transmit、戦略型リアルタイムシミュレーション『Transer & Buster』体験版第1弾公開

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同人ゲーム制作サークルTransmitは28日、戦略型リアルタイムシミュレーションゲーム『Transer & Buster』の体験版第1弾を公開した。

サイバー世界を舞台とした作品で、生活に欠かせないエネルギー源「スピリット」の回収や、施設の防衛といったミッションを遂行していく。戦闘能力が高いが移動速度が遅い「バスター」と、移動速度が速く、スピリットや味方の運搬ができる「トランサー」という2種類のユニットの連携がポイントだ。

範囲攻撃や味方の回復、サポートといったさまざまな「メソッド(スキル)」や、ゲージを溜めて発動するユニット毎に固有の大技「オーバーライドメソッド」なども駆使して、戦況がリアルタイムに変化する中でミッションの条件達成を目指していく。操作はマウス専用で、すばやく的確なマウスさばきも重要となってくる。(なお、チュートリアル等で説明はないが、画面右上のミニマップやその下のユニット一覧のクリックにより画面表示位置のジャンプが可能。ユニット一覧を右クリックしてメニューを開くこともできる。すばやい操作には欠かせないので活用をお勧めしたい。)

本体験版では体験版特別仕様のミッションを12個プレイ可能で、3種類の難易度が用意されている。また2018年に、製品版の冒頭がプレイできる体験版第2弾が公開予定。なお、「制作途中のため、製品版では内容が著しく異なる可能性があります」とのこと。

地域制圧型戦略シミュレーション『わがままアリスと百日戦争』ベータ版公開

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地域制圧型戦略シミュレーションゲーム『わがままアリスと百日戦争』のベータ版が公開された。

魔女アリスを主人公に、104の領地からなる世界を侵略していく作品。戦闘には敵味方とも最大3ユニットが同時に出撃できローテーションで行動、各ターンでは通常攻撃を行った上で攻撃系・防御系いずれかのスキルを利用可能といったシステムが特徴となっている。プレイ時間の目安は公称で10~20時間で、メインシナリオはフルボイス。

なお、執筆時現在はベータ版として公開されており、「バトルはまだまだ調整不足で、さらにバグが残っている可能性があります。お手数ですがバグを発見した際はゲームのタイトル画面からバグ報告をお願いします」とのこと。

短編RPG『理なき絶園で二人は』公開

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kkr134氏は1日、短編RPG『理なき絶園で二人は』をフリーゲームとして公開した。

勇者とその討伐対象である「災王」が閉鎖された異空間「絶園」へと飛ばされ、手を組んで脱出を目指すという作品。勇者と災王はそれぞれ4つまで任意のアクティブ・パッシブスキルを装備できるほか、武器によってもスキルが変化し、状況に応じた武器やスキルのセッティングがポイントとなっている。

また武器やスキル、アイテムはフィールド上の宝箱から入手できるほか、「パンドラの箱」というアイテムを使うことでランダムに入手したり、ボス撃破時に入手できる「宝珠」と交換することが可能。ランダム性と戦略性の両面でキャラクターカスタマイズを楽しめるのが特徴だ。

マルチエンディングとなっており、最低戦闘回数は5~7回。二人とも女性である勇者と災王の複雑な関係を描くシナリオや、演出も含め印象的な「絶園」の風景も見どころとなっている。

3DアクションRPG『NOSE』公開

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rightkamo氏は9月30日、3DアクションRPG『NOSE』をフリーゲームとして公開した。

『ダークソウル』シリーズの影響を受けたという作品。山道や洞窟、神殿といったさまざまなロケーションがシームレスに繋がったマップや、溜め攻撃、ガード、パリィ、ローリング回避といった多彩なアクションなどが特徴となっている。公称プレイ時間は3~6時間。

サークルアクション『Fragment of Marine』 デモ版公開

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SHiEE氏は1日、アクションゲーム『Fragment of Marine(海のカケラ)』(関連記事)のデモ版を公開した。

円の連なりで構成されたステージが特徴の作品で、「サークルアクション」と謳われている。円の周りを反時計回りに移動しつつ、ジャンプで別の円に飛び移ったり、自分の色を変えることでトラップを乗り越えたりしながら進んでいく。デモ版では1つのステージをプレイ可能。

PLAYISM、『コープスパーティー2 DEAD PATIENT NEUES;』Chapter1配信開始

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PLAYISMは5日、チームグリグリ開発のホラーアドベンチャーゲーム『コープスパーティー2 DEAD PATIENT NEUES;』Chapter1の配信を開始した。配信開始から2週間は20% OFFで購入可能。

名作ホラーアドベンチャーゲーム『コープスパーティーブラッドカバー』の続編で、2013年にChapter1がリリースされた『コープスパーティー2 DEAD PATIENT』の「再始動」バージョン。キャラクターやシナリオ、イベントCGを追加し、ゲーム性などが強化されているという。

なお、PLAYISMで『コープスパーティー2 DEAD PATIENT』Chapter1を購入済みの場合は『コープスパーティー2 DEAD PATIENT NEUES;』のダウンロードが可能。ただしセーブデータに互換性はないとのこと。

FullPowerSideAttack.com、『トルクル(TorqueL) 物理調整版』プレオーダー受付開始

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制作サークルFullPowerSideAttack.comは4日、18日にWindows 10/Xbox One向けに配信開始予定の2D回転アクションゲーム『トルクル(TorqueL) 物理調整版』のプレオーダー(事前注文)受付を開始した。プレオーダーを行うことで20% OFFの価格で購入することが可能。

『トルクル(TorqueL) 物理調整版』は、キャラクターの入った箱を転がしたり、伸ばしたりしながらステージをクリアしていくアクションゲーム『トルクル(TorqueL)』をWindows 10(Windowsストアアプリ)およびXbox One向けに移植したもの。移植に伴い開発環境をUnity 4からUnity 5へと変更し、これにより変化した物理挙動をベースにオリジナルの『トルクル(TorqueL)』と同等の体験ができるよう調整されていることからこの名前となっている。

また、Xbox Liveサービスの実績やコネクテッドストレージ(クラウドセーブ)などに対応しているのも特徴。なお、『トルクル(TorqueL) 物理調整版』の開発・販売は同サークルが個人開発者としてインディーデベロッパー向けのセルフパブリッシングプログラム「ID@Xbox」に参加して行われている。ID@Xboxへの参加やレーティングに関する審査、開発関係といった情報などが同サークル代表であるなんも氏のブログにまとめられているので、こうした情報に興味のある方は参考にしていただきたい。

スマートフォン向けアクションゲーム『SphereKnight』iOS版配信開始

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インディーゲームスタジオPepperBombは4日、スマートフォン向けアクションゲーム『SphereKnight』iOS版の配信を開始した。Android版は今月中に配信予定とのこと。

球体となった騎士をフリックで転がし、敵にぶつけて倒していくステージクリア型のアクションゲーム。移動中に移動方向へフリックすることでオーラをまとったダッシュを行い多くの敵を一気に倒せるなど、爽快感のある作品となっている。全33ステージが用意され、ボスは8体存在。『パズル&ドラゴンズ』のBGM担当などで知られるサウンドクリエイター・中島享生氏によるチップチューンサウンドも魅力だ。

『星の数だけ物語』LINEスタンプ発売

はるさる氏は4日、LINEスタンプ『星の数だけ物語スタンプ』を発売した。

同氏がiPhone用の無償アプリとして配信している中編ファンタジーRPG『星の数だけ物語』に登場するキャラクターやモンスター達のスタンプ。『星の数だけ物語』はアプリ内課金や広告もない完全なフリーゲームとして配信されており、ノンフィールド型の進行や陣形の要素がある戦闘などが特徴となっている。

「ねくらレトロフューチャーマップチップ素材集」発売

ねくら氏は 1日、マップチップ素材集「ねくらレトロフューチャーマップチップ素材集」のダウンロード販売を開始した。

蒸気機関車・工場・歯車の時計塔などの素材を収録し、レトロフューチャーな世界観を作れるという素材集。「WOLF RPGエディター」に適した素材規格で作られているが、ツールを問わず使用可能。

ノベルゲームエンジン「Light.vn」公式サイトリニューアル

ノベルゲームエンジン「Light.vn」の公式サイトがリニューアルされた。

「Light.vn」は日本語基盤のスクリプトや、専用エディターによるリアルタイムプレビューが特徴のノベルゲームエンジン。制作したゲームはC++ベースのWindowsアプリとして公開可能なほかHTML5形式でも出力でき、スマホアプリ化も可能となっている。

ドタバタ活劇RPG『めまぐるしき世界にて!』第一章公開 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

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本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はスマートフォン向けに制作中のRPGの第一章公開など7本です。

RPG『めまぐるしき世界にて!』第一章公開

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RPG『めまぐるしき世界にて!』の第一章が公開された。RPGアツマールにてブラウザゲームとして公開されており、PCおよびスマートフォンでプレイ可能。

とある世界で目覚めた少年が、お宝を求める少女と出会うことから物語が始まる作品。第一章はプロローグにあたり、お宝があるという洞窟の奥へと向かっていく。

攻撃時に追加でスキルを発動できたり、シールドを削ることで大ダメージを与えたりといった独自のシステムを搭載したサイドビューバトルが特徴。さまざまなキャラクター達による賑やかな掛け合いも見どころで、「ドタバタ活劇RPG」と謳われている。

なお、本作はスマートフォンアプリ向けに制作が進められており、ブラウザ版は制作に合わせて1~2カ月に1章ずつ、最新の数章とプロローグ部分を連載形式で公開予定とのこと。

長編ファンタジーRPG『星の王女さま』公開

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haco氏は7日、長編ファンタジーRPG『星の王女さま』をフリーゲームとして公開した。公称プレイ時間は12~15時間。

手描きイラストで表現された絵本のような世界観や、さまざまな独自システムを搭載したサイドビューバトルなどが特徴の作品。任意に習得したり強敵の撃破などで入手できるパッシブスキルを4つまでセットできたり、各キャラクターの大技が武器によって3タイプに変化したりと、自由度の高いキャラクターカスタマイズも魅力となっている。

PLAYISM、ロボットバトルレーシング『ブレイクアーツ2』カスタマイズ体験版公開

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PLAYISMは12日、Mercury Studioが開発するロボットバトルレーシングゲーム『ブレイクアーツ2』のカスタマイズ体験版を公開した。

『ブレイクアーツ2』は、自分だけのマシンをカスタマイズし、世界中のプレイヤーとオンライン対戦ができる作品。今冬のリリースが予定されている。今回公開されたカスタマイズ体験版ではレースは未実装だが、機体のカスタマイズを行うことが可能。全身30箇所を超えるコネクタに好きなパーツを装備するという、非常に自由度の高いカスタマイズが特徴となっている。武器もパーツ単位でカスタマイズすることが可能。

テキストシネマADV『MONOTO-SITUATION : LUCID AND DAYDREAM』シナリオ vol.2配信予定日決定、新トレイラームービー公開

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クリエイティブユニットunferno studioは12日、iPhone/iPad向けに配信されているテキストシネマADV『MONOTO-SITUATION : LUCID AND DAYDREAM』の追加シナリオである「シナリオ vol.2」の配信予定日が31日に決定したことを発表した。合わせて、「シナリオ vol.2」での展開を含む新トレイラームービーが公開されている。

不可思議な現象の欺瞞を暴こうと日々研究を続ける大学生の主人公・伴野紘汰と、神秘的な現象の存在を信じて疑わない少女・琴坂真奈の出会いから物語が始まる作品。フルボイス仕様となっており、主人公が周囲を見回したり会話に応じてリアクションしたりといった挙動や、話している相手との距離感を反映するなど一人称視点による没入感を高めた画面作りも特徴だ。

本作は第01章までが無料、以降はアプリ内課金でシナリオ追加となっており、第02章~第06章までを収録した「シナリオ vol.1」が配信中。また、完結編となる「シナリオ vol.3」の配信が2018年夏に予定されており、同じく2018年夏にはWindows PC版のオールインワンパッケージのリリースも予定されている。

Blue Sphere Oratorio、ADV『Blazing Soul』PV第3弾公開

同人サークルBlue Sphere Oratorioは8日、アドベンチャーゲーム『Blazing Soul』のPV第3弾を公開した。

星暦3025年、新世界オフィー・レイニアを舞台に、世界の危機の元凶である「七罪神柱」と、それを滅するため英傑により編成された「遠征隊」の戦いを描く作品。第3弾PVは七罪神柱にスポットを当てた構成となっている。

稲穂スタジオ、RPG『アスクギア』テストプレイヤー募集

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稲穂スタジオは8日、RPG『アスクギア』のテストプレイヤー募集を開始した。

11月12日に開催されるデジゲー博2017で頒布予定の作品。稲穂スタジオのゲームのクリア経験があることが応募条件で、テストプレイの謝礼は本編データ(デジゲー博に来られるならディスクも)となっている。

RPG『UNDERTALE』日本語パッケージ版予約受付開始

RPG『UNDERTALE』の日本語パッケージ版の予約受付がFangamer Japanにて開始された。

日本語パッケージ版は通常版とコレクターズエディションがあり、発売日はいずれも2018年1月11日。それぞれPS4版、PS Vita版、PC版が用意されている。

ノンフィールド・ダンジョン探索型フリゲRPG『夢幻の塔』公開 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

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本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はノンフィールドRPGの新作公開など8本です。

ノンフィールド・ダンジョン探索型RPG『夢幻の塔』公開

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こうさか氏は14日、ダンジョン探索型RPG『夢幻の塔』をフリーゲームとして公開した。

プレイヤーが作成したキャラクターでパーティを組み、塔の最上階を目指していく作品。塔での探索はノンフィールド形式で進行し、戦闘や宝箱、NPCとの遭遇といったイベントがランダムに発生する。

キャラクターの作成時はクラスや容姿を選び、レベルアップで増えるポイントを消費してクラスごとに多数用意されたアクティブ・パッシブスキルを任意に取得していくなど、自由度の高いキャラクタービルドが特徴。多くのアクティブスキルにはクールタイムが設定されており、戦闘ではさまざまなスキルを駆使して戦うのが醍醐味となっている。

塔は5階ごとにボスが待ち受けるほか、ゲームを進めると討伐依頼の対象となっている強敵とランダムに遭遇することも。塔の探索ではさまざなな付与効果が施された装備品なども入手でき、キャラクターカスタマイズと戦闘を存分に楽しめる作品だ。

人工くらげ、ホラーノベルゲーム『ビフォー・アライビング・アット・ザ・ターミナル』体験版公開

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同人サークル人工くらげは14日、ホラーノベルゲーム『ビフォー・アライビング・アット・ザ・ターミナル』の体験版を公開した。

とある地方都市を舞台にした作品。主人公の青年が、子供の頃から体験してきたいくつもの不思議な出来事を語っていくという形式で、主人公が小学生の頃から大学生の頃までのエピソードを収録した短編集という体裁が取られている。

各エピソードは時系列が入り乱れており、オカルト好きの友人やその親戚の霊感少女など主人公を取り巻く人々との関係が断片的に描かれるのも興味を惹く内容となっている。また、誰かに語り聞かせるという形式ならではの物語演出も見どころだ。

完成版は現在開発中で、2017年冬に発表予定。また同サークルのサイトには本作のWeb小説も掲載されており、ゲームと小説がお互いを補完しあうような内容になっている。

チャイルドドリーム、将棋ミステリーADV『千里の棋譜・完結編』ブラウザ版公開

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株式会社チャイルドドリームは19日、アドベンチャーゲーム『千里の棋譜(せんりのきふ)・完結編』のPC向けブラウザ版を公開した。今年5月にはAndroid/iOS版が公開されており、いずれも広告などもない完全無料の作品となっている。

『千里の棋譜』は、将棋をテーマにしたミステリーアドベンチャーゲーム。名人の失踪や、将棋界で隠され続けた禁忌の棋譜といった謎を軸に「将棋界最強は人間かAIか」といったトピックも絡めつつ物語が展開していく。高橋道雄九段が企画監修を行っており、ゲーム内に特別出演しているのも特徴。作中では本格的な対局が繰り広げられる一方、初心者向けの解説などを任意で読める場面もあり、将棋に詳しくなくても楽しめるような内容となっている。棋士やそれを取り巻く人々によるドラマも見どころだ。

FullPowerSideAttack.com、『トルクル(TorqueL) 物理調整版』配信開始

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制作サークルFullPowerSideAttack.comは18日、2D回転アクションゲーム『トルクル(TorqueL) 物理調整版』の配信を開始した。

『トルクル(TorqueL) 物理調整版』は、キャラクターの入った箱を転がしたり、伸ばしたりしながらステージをクリアしていくアクションゲーム『トルクル(TorqueL)』をWindows 10(Windowsストアアプリ)およびXbox One向けに移植したもの。移植に伴い開発環境をUnity 4からUnity 5へと変更し、これに伴って変化した物理挙動をベースにオリジナルの『トルクル(TorqueL)』と同等の体験ができるよう調整されていることからこの名前となっている。

また、Xbox Liveサービスの実績やコネクテッドストレージ(クラウドセーブ)などに対応しているのも特徴。なお、『トルクル(TorqueL) 物理調整版』の開発・販売は同サークルが個人開発者としてインディーデベロッパー向けのセルフパブリッシングプログラム「ID@Xbox」に参加して行われている。ID@Xboxへの参加やレーティングに関する審査、開発関係といった情報などが同サークル代表であるなんも氏のブログにまとめられているので、こうした情報に興味のある方は参考にしていただきたい。

PLAYISM、2Dアクションゲーム『Rosenkreuzstilette Freudenstachel』Steam配信開始

PLAYISMは17日、同人サークル[erka:es]が開発した2Dアクションゲーム『Rosenkreuzstilette Freudenstachel(ローゼンクロイツスティレッテ フロイデンシュタッヘル))』のSteam配信を開始した。

同サークルの『Rosenkreuzstilette(ローゼンクロイツスティレッテ)』の続編となるステージクリア型の横スクロールアクションゲーム。2012年にリリースされ、2013年には前作と共にPLAYISMで配信されている。なお、PLAYISMで購入するとSteamキーも入手可能。

Qpic、探索アドベンチャー『トーチとくらやみの妖館』公式サイト開設

九州大学物理研究部(Qpic)は18日、開発中の探索アドベンチャーゲーム『トーチとくらやみの妖館』の公式サイトを開設した。

2018年初頭公開予定の作品。α版のプレイ動画も公開されている。

盛り合わせC、ハイスピード全方位シューティングアクションRPG『ピトロクス・ギア』紹介動画公開

ゲーム・音楽制作サークル盛り合わせCは18日、ハイスピード全方位シューティングアクションRPG『ピトロクス・ギア』の紹介動画を公開した。

動画では、ショットやブレードなどで敵を倒しながらオープンワールドのマップを探索していく様子や、「ギア」によるキャラクターの強化、人類滅亡後の世界を舞台としたストーリーなどが紹介されている。「WOLF RPGエディター」製で、年末リリース予定。

『ファタモルガーナの館』漫画版最終巻発売

ノベクタクルのノベルゲーム『ファタモルガーナの館』の漫画版『ファタモルガーナの館 あなたの瞳を閉ざす物語』の最終巻となる5巻が16日に発売された。

秋田書店の漫画雑誌「ミステリーボニータ」にて連載されていた作品。2巻からは電子版のみの発刊となっている。なおAmazonでは、30日22時までの期間限定で1巻のKindle版を無料で読めるキャンペーンが行われている。

また、漫画版の作画を担当した兼宗氏は、ノベクタクルの新作『NarKarma EngineA -ナラカルマ・エンジネア -』(関連記事)にメインイラストレーターとして参加している。

海外製フリーホラーゲーム『Pocket Mirror』日本語完成版が公開 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

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本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はホラーADVのリリースに関するものなど8本です。

謎解きゴシックホラーADV『Pocket Mirror』日本語版公開

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海外のゲーム開発チームAstral Shiftによる謎解きゴシックホラーアドベンチャーゲーム『Pocket Mirror』の日本語版が21日にフリーゲームとして公開された。

少女が不思議な世界を、謎解きをしながら進む作品。『Ib』や『魔女の家』のような日本のRPGツクール製ゲームにインスピレーションを得て制作されたという。2015年に日本語デモ版が公開されており(関連記事)、今回完成版が公開された。

PLAYISM、ホラーADV『返校 -Detention-』日本語版リリース

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PLAYISMは27日、台湾のインディーデベロッパーRed Candle Gamesが開発したホラーアドベンチャーゲーム『返校 -Detention-』の日本語版をリリースした。SteamおよびPLAYISMで購入でき、PLAYISMでの購入によりSteamキーも入手できる。

1960年代の台湾、架空世界の学校を舞台にした作品。当時の台湾の宗教や風習がゲームに組み込まれている。

PLAYISM、探索ホラーADV『操: Definitive Edition』リリース

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PLAYISMは25日、せん氏(ひとでなしの空間)制作の探索ホラーアドベンチャーゲーム『操: Definitive Edition』をリリースした。SteamおよびPLAYISMで購入でき、PLAYISMでの購入によりSteamキーも入手できる。

2011年にリリースされたフリーゲーム『操』の有償リメイク版。行方不明となったクラスメイトを救うため、さまざまな怪現象が起こる学校を探索していく。「Definitive Edition」ではグラフィックやシステムが一新され、イベントシーンが追加されている。

女性向け恋愛ファンタジーADV『嘘つきな王様の騙し方』Steam配信開始

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同人ゲームサークルローズヴェルトは21日、女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『嘘つきな王様の騙し方』のSteam配信を開始した。

ファンタジー世界を舞台にした女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『貴方の仮面の外し方』の続編で、主人公を含めフルボイスの作品となっている。舞台は呪われた孤島として知られている「エルーリア島」。そこへ突然飛ばされてしまった主人公の少女レジナ(名前変更可能)がジュリと名乗る男性と出会い、共に半人半猫の国「ラズ」へ向かうことから物語が展開していく。

なお、物語を理解するために前作をプレイする必要はないが、プレイしていれば本作をより楽しめるとのこと。プロローグをプレイ可能な体験版も公開されている。

unferno studio、テキストシネマADV『MONOTO-SITUATION : LUCID AND DAYDREAM』関連動画番組の第3回を配信

クリエイティブユニットunferno studioは24日、iPhone/iPad向けに配信されているテキストシネマADV『MONOTO-SITUATION : LUCID AND DAYDREAM』の主演声優陣が作品の魅力について語る動画番組「MONOTO-SITUATION:TV 未科学研究会 定例報告会」の第3回をYouTubeにて配信開始した。

同作はシナリオが順次配信される連作方式でリリースされており、31日に「シナリオ vol.2」が配信予定。番組では「シナリオ vol.2」を出演声優陣が一足早く体験し、その見どころや感想について語る。そのほか作品紹介やキャラクターのコスプレなどのコーナーも用意されている。

「バンバード ~Piano Version~」のみのアレンジコンピCD『バンバーズ』サンプル動画公開

mozell氏は21日、アレンジコンピCD『バンバーズ』のサンプル動画を公開した。

同氏の楽曲「バンバード ~Piano Version~」と、さまざまなアレンジャーによる同曲のアレンジ曲のみを収録したCD。アレンジは14曲が収録されている。購入者はゲーム等の自作品に素材利用が可能。

29日に東京流通センターで開催される音系・メディアミックス同人即売会「M3-2017秋」でリリースされ、通販も予定されている。

ALICE IN DISSONANCE、『fault』シリーズ描き下ろしイラスト集『Patreon ART BOOK vol.2』販売開始

同人ゲームサークルALICE IN DISSONANCEは、連作ノベルゲーム『fault』シリーズの描き下ろしイラストを収録したイラスト集『Patreon ART BOOK vol.2』の販売を開始した。

同サークルがクリエイター支援サービス「Patreon」で限定公開したイラストをフルカラーで収録。仕様はB5変形サイズで34ページとなっている。なお、電子版の頒布予定はないとのこと。また、前作の『Patreon ART BOOK vol.1』は31日まで期間限定セール中となっている。

FullPowerSideAttack.com、「デジゲー博2017」参加概要公開

制作サークルFullPowerSideAttack.comは27日、「デジゲー博2017」の参加概要を公開した。

新刊は同人誌「個人でもできる ID@XboxによるXbox Oneゲーム開発 -トルクル(TorqueL)物理調整版振り返り編-」。ブログ記事「トルクル(TorqueL) 物理調整版 Xbox One/Windows 10 についてのメモ」の内容を改めて開発者向けに編纂・追記したものとのこと。デジゲー博ではコピー本として少部数頒布されるほか、コミックマーケット93の時期を目処に委託販売が検討されている。電子版の予定は今のところないとのこと。

また、2D回転アクションゲーム『トルクル(TorqueL) 物理調整版』のXbox One版と、開発中のNintendo Switch版の試遊展示が予定されている。Nintendo Switch版は配信中のXbox One版とゲーム内容は同一だが、Nintendo Switchの「HD振動」に対応し、「伸ばしたまま回転すると伸ばしている方向が振動でわかる」という機能が実装されており、これを試遊できるとのこと。

フリゲアドベンチャー『ライブラリウム』水に沈む図書館が舞台の、男女のすれ違いの物語

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高校生や大学生にもなると、誰でも長時間涼める場所を、知っているものと思う。筆者の場合、「図書館」がそうだった。

夏休み、ウチでは電気代をケチって冷房はほぼ使わなかったので、この公共施設の、税金(学校なら学費)で動いているエアコンを、大いに活用することになったのだ。

夏休みの図書館で、思い出に残っているのは、ひたすらライトノベルを読んだことだろうか。同じ作品を何度も読む性格だったので、すぐにその本がどこにあるか、棚の分類番号を見ることなくたどり着くことができるようになった。今でも『六門天外モンコレナイト』のラノベ版や『ドラクエⅥ』のノベル版がどこにあるか、そらで覚えている。

活字は見るのもキライ! という人間でないのなら、図書館はそれなりに楽しめるところだ。

街の本屋とかだと、自分の興味のある本が無かったりするが、図書館はバリエーション豊富に取り揃えている。

図書館には、何かしら見るべきものがあり、発見がある。
 
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『ライブラリウム』は、「水に沈んだ図書館」が舞台の、謎解き探索アドベンチャーだ。

「水に沈んだ図書館」。このシチュエーションだけでもわくわくする。まさに夏にやるのにピッタリな作品だ。
 
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女子高生のマコは、気がついたら不思議な場所にいた。白い大理石で出来た神殿のようで、辺りは水に包まれているけど、なぜか息ができる。疑問に思っていると、幼なじみのヒロが現われる。

先にこの場所に来ていたヒロによれば、どうもここは図書館らしい。

案の定、廊下を進むと本棚がたくさんあって、本が「日本十進分類法」にのっとって並んでいる。

二人はなしくずしてきに、この図書館を脱出すべく、上の階を目指すのだった・・・

この物語の優れているところは、まずそのシチュエーションだろう。

「水の中の図書館」という魅力的な舞台設定に、「閉鎖空間」という、脱出ゲームでは手堅い手法を採用している。巻き込まれたのは幼馴染の男女で、今後の進展も気になる。

さて、進んでいくと、この図書館は尋常ではないとわかる。

ところどころに鍵がかけられており、謎を解かないと先に進めない構造だ。図書館の利用者はどれも半透明で、しかもあまり人の話を聴いてくれない。

その彼らのうち一人は「子子子子(答えはゲームで)」という名で、まるで難読名クイズのためにそこにいるような人物だ。

他にも、宮沢賢治の童謡を読んでいる男の子や、絵に描かれた女性などが、謎かけをしてくる。

ただ、謎かけ自体はやさしい。本棚には確実に、答えとなる情報があるし、もしあなたが文学作品の多少の知識があるのなら、本棚を見ずとも答えがわかるかもしれない。

ただし、一ヶ所をのぞいて。
 
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一ヵ所、ちょっとした暗号があるので、注意が必要だ。もちろん本棚と図書館マニアのヒロは、ちゃんとヒントをくれるものの、彼らが言わんとする日本語を的確に理解するのに、時間がかかるかもしれない。

本質的な問題は、図書館に散りばめられた謎より、図書館そのものが存在する理由だ。

軽いネタバレのようなネタバレでないようなことを書くと、この図書館には、実質的にマコとヒロの二人しかいない。他の登場人物は、いわば半透明の影のようなものだ。
 
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図書館を探索し、上へ上へと登っていくごとに、マコはヒロが何か知っているのを感じる。知っているにとどまらず、「隠している」雰囲気さえある。

このゲームの醍醐味は、図書館に散りばめられた謎を(図書館の雑学を交えつつ)解くのと同時に、図書館そのものが出現した意味を、探り当てることだ。
 
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ヒロは病弱であり、マコはそんな彼に想いを寄せている。しかしヒロには思うところがあるようで、マコも、そんな彼に言葉を伝えられずにいる。

この図書館はいったいなんなのか? なぜ水の中で息ができるのか? どうしてここにやってきたのか?

その答えは、館内各所に散りばめられたイメージやモチーフとともに、解けることになるだろう。

『ライブラリウム』は、プレイ時間が3時間ほどの短編だ。バッドエンドは二つほどあり、追いかけ要素もあるが、注意深く進めばクリアはむずかしくない。ただ、終盤は、セーブを小まめにしておいた方がいい、と、アドバイスしておこう。

物語の各所に哲学や文学の雑学が散りばめられている。個人的にはもう少し「深く」掘り下げてもよかったかなと思うが、とくに哲学は興味のない人にはまったく興味のない話なので、ちょうどいい、とも言える。

BGMは、「水の中の図書館」の雰囲気に非常にあっている。一部に本ゲームオリジナルの楽曲が使われていて、「Nemophila」、「目隠し」、「表層心理」、「深層心理」の4点だ。

それらに耳を傾けつつ、残暑が続くじめじめした夕方などに、プレイしてみるのがいいだろう。
 
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「ボーイ・ミーツ・ガール」の物語らしい、透き通った物語を、味わえることをお約束する。

【基本情報】
タイトル 『ライブラリウム』
制作者 sinononn氏
製作ツール RPGツクールVX
クリア時間 2時間~3時間
対応OS  Windows
価格 無料

ダウンロードはこちらから
https://www.freem.ne.jp/win/game/13652

制作者様サイト
http://nanos.jp/sosakusinononn/page/9/

テキストシネマADV『MONOTO-SITUATION』新シナリオ配信開始 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

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本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は連作型アドベンチャーゲームの新シナリオ配信など7本です。

『MONOTO-SITUATION : LUCID AND DAYDREAM』シナリオ vol.2配信開始

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クリエイティブユニットunferno studioは10月31日、iPhone/iPad向けに配信されているテキストシネマADV『MONOTO-SITUATION : LUCID AND DAYDREAM』の追加シナリオ「シナリオ vol.2」の配信を開始した。

不可思議な現象の欺瞞を暴こうと日々研究を続ける大学生の主人公・伴野紘汰と、神秘的な現象の存在を信じて疑わない少女・琴坂真奈の出会いから物語が始まる作品。フルボイス仕様となっており、主人公が周囲を見回したり会話に応じてリアクションしたりといった挙動や、話している相手との距離感を反映するなど一人称視点による没入感を高めた画面作りも特徴だ。

本作は第01章までが無料、以降はアプリ内課金で続きを読むことができ、シナリオは連作として順次リリースされている。完結編となる「シナリオ vol.3」の配信が2018年夏に予定されており、同じく2018年夏にはWindows PC版のオールインワンパッケージのリリースも予定されている。

サスペンス・ホラーADV『TwinEgg ~狂気の村と二つの神~』公開

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創作同盟くりめいとは1日、サスペンス・ホラーADV『TwinEgg ~狂気の村と二つの神~』をフリーゲームとして公開した。公称プレイ時間は6時間程度。

現代日本を舞台に、立場の異なる3人の主人公の視点から、ひとつの事件の裏に隠された謎を紐解いていく作品。オカルト好きの少年がカルト教団の本拠地とされる山村「未論土(みろんど)」へ調査に向かう「未論土編」、乗っているバスがジャックされた女子大生が状況を切り抜けるために犯人と対峙していく「バスジャック編」、東京を狙ったテロ事件を解決するためにとある警部が奔走する「ブラッディアンダーグラウンド事件編」を選んでプレイできる。やがて物語は交錯し、ひとつの結末へと繋がっていく。

「デジゲー博2017」一般参加案内をWeb公開

デジゲー博準備会は10月30日、11月12日に開催予定の同人・インディーゲーム即売会「デジゲー博2017」の一般参加案内を公式サイトにて公開した。

デジゲー博の一般入場にはカタログの購入が必要。一般参加案内ではカタログの事前購入ができる同人取扱店が紹介され、Web通販へのリンクも張られている。

オープンワールドRPG『キャットクエスト』Nintendo Switch版の配信日が決定

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フライハイワークス株式会社は、The Gentlebros開発のオープンワールドRPG『キャットクエスト』のNintendo Switch版を11月9日に配信開始することを発表した。PVも公開されている。

ネコが暮らす世界が舞台のファンタジー作品。さらわれた妹を救い出すため、シームレスに繋がる広大なフィールドを冒険していく。現在はPC(Steam)版とスマートフォン版が配信中。

サイバーパンクバーテンダーアドベンチャー『VA-11 Hall-A ヴァルハラ』コラボバーが秋葉原でオープン

PLAYISMは10月30日、Sukeban Games開発のサイバーパンクバーテンダーアドベンチャーゲーム『VA-11 Hall-A ヴァルハラ』(関連記事)のコラボイベントとして、東京・秋葉原の3店舗でコラボバーをオープンすることを発表した。

現在PCで英語版がリリースされており、11月16日にPLAYISMからPlayStation Vita向けに日本語版が発売され、同日にPC版の日本語対応も予定されている作品。イベント期間は11月2日から12月3日まで。コラボバーではゲーム内に登場するドリンク「シュガーラッシュ」を注文することができ、注文者にはイベント限定ポストカードも提供される。

えーでるわいす、「C93 同人ゲームまとめ動画」募集開始

えーでるわいすは3日、「C93 同人ゲームまとめ動画」に参加する作品の募集を開始した。

「同人ゲームまとめ動画」は、夏と冬のコミックマーケットで頒布される同人ゲームのPVなどをまとめた動画を制作する企画。同サークルのなる氏がとりまとめを行っている。

参加対象となるのはコミックマーケット93で頒布予定の同人ゲーム。サウンドトラックや、同人ゲーム関連の技術本・設定資料集(ファン活動物は除く)も対象となる。参加の締め切りは12月22日の正午とされている。

なお今回の変更点として、PVなどの動画ではなく静止画とテキストを送付することで動画に掲載される「プチまとめ」枠が廃止された。一方で企画参加作品の情報とスクリーンショットを一覧できる紹介ページ「同人ゲームまとめページ」が新設され、このページにのみ参加することが可能となっている。

インディーゲーム販売サービス「itch.io」が日本展開を発表

インディーゲーム販売サービス「itch.io」は30日、翻訳・ローカライズサービスを展開する無限クリエイションズと提携し、同サービスの日本展開を行うことを発表した。

itch.ioは事前審査などが不要で、開発者が自由にゲームを販売できるサービス。フリーゲームとしての配布も可能なほか、ゲームをダウンロードする際に任意の額(有償作品の場合は最低販売価格以上)を支払うPay What You Want(PWYW)に対応しているのも特徴となっている。なお、現在でも日本からの出品自体は行うことが可能。


ハイスピードロボットアクションSTG『アスタブリード』PC版大型アップデート配信開始 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

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本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はアクションSTG『アスタブリード』PC版の大型アップデートに関するものなど12本です。

ハイスピードロボットアクションSTG『アスタブリード』PC版大型アップデート配信開始

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えーでるわいすは7日、ハイスピードロボットアクションSTG『アスタブリード(Astebreed)』PC版の大型アップデートを配信開始した。

主なアップデート内容はPS4版に準拠しており、コントローラーの右スティックでロックオンカーソルを振り回せるなど操作性が一新され、敵の配置なども再調整、エピソードやデモシーンなども追加された「アレンジモード」をプレイ可能。また、グラフィックはフルHDが基準となり3Dモデルやテクスチャなどさまざまな改善が施されている。

加えて今回のアップデートでは中国語に対応。また、 ギャラリーにアートが数点追加された。

本アップデートはSteamほか各種ダウンロード配信に対して無料で適用される。一方、パッケージ版はアップデート非対応となる。これは「今回の更新は全データが書き換わるため自前でサーバーを管理してるパッケージ版では対応が厳しいというのが主な要因」とのこと。

また今回のアップデートに合わせて、サウンドトラックのSteam配信が開始されている。Steam版のサウンドトラックはDLCとして配信されているため、購入にはSteam版の『アスタブリード』本体が必要。14日まで40%オフセールが実施されている。

防衛アクションシューティング『LASER MAIDEN』リリース

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同人ゲーム開発サークルびっくりソフトウェアは7日、防衛アクションシューティングゲーム『LASER MAIDEN』をリリースした。

地上を左右に移動し、上空から降ってくる敵をショットで倒し続けて高得点を目指すスコアアタック型のミニゲーム。倒した敵が「ゴースト状態」となり、もう一度ショットを当てると横に広がるレーザーを展開するのが特徴で、これに敵を巻き込むことでショットで倒すよりも高得点となる。

敵に触れるとゲームオーバー。敵が地上まで到達するとそのまま寝てしまい、プレイヤーの移動範囲が狭くなっていく。ゲームオーバー時はプレイの結果をツイートで共有可能。

なお本作は、ゲームを無料でダウンロードし、プレイ後に任意の価格を支払う「任価」方式を提唱する投稿型PCゲーム販売サイトSYAKERAKEで販売されている。

また、同サークルは公式サイトをリニューアルし、一部過去作のソースファイルなどの公開を開始した。ソースファイルが公開されたのは横スクロールシューティングゲーム『REVOLGEAR II -SECOND BRIGHTNESS-』と横スクロールブレードシューティングゲーム『KIRISAME BLADE 2』で、いずれもShooting Game Builder製。

さらに、『KIRISAME BLADE 2』へ収録されたオリジナル曲のサウンドトラックの公開も行われている。作曲を手がけたのは同サークル最新作となる 縦スクロールシューティングゲーム『Graze Counter』(紹介記事)の楽曲も手がけたもっちもっちもっち氏。

3D影踏みアクション『魔女と偽りの影』Steam配信開始

同人ゲーム開発サークルDicey Craftは8日、3D影踏みアクションゲーム『魔女と偽りの影』のSteam配信を開始した。

影を縫いとめて対象を一定時間停止させる「影縫い」、影に入り込み移動する「影渡り」など、影を利用したさまざまなアクションを駆使してステージをクリアしていく作品。クリア時間は公称6~10時間程度となっている。

3Dミステリーアドベンチャー『Back in 1995』Survival Update配信開始

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インディーゲームスタジオThrow the warped code outと株式会社デジカは8日、Steamで配信中の3Dミステリーアドベンチャーゲーム『Back in 1995』において、無償タイトルアップデート「Survival Update」の配信を開始した。

初代プレイステーションやセガサターンの時代のアドベンチャーゲームが持つプレイ感を現代に再構築した作品。今回のアップデートでは新ステージや新しいクリーチャー、パズル要素の追加や、カットシーンへの英語音声の追加、難易度や操作性の調整などが施されている。また、従来のPC版に加えMac版が公開された。

なお、Throw the warped code outは12日に開催される「デジゲー博2017」に参加予定。『Back in 1995 Survival Update』および開発進行中のNewニンテンドー3DS向け移植版『Back in 1995 64』最新ビルドが展示されるとのこと。

海産物3Dアクションシューティング『Ace of Seafood』PS4版配信開始

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PLAYISMは9日、Nussoft開発の3Dアクションシューティングゲーム『Ace of Seafood』のPS4版の配信を開始した。

オープンワールドの海洋を舞台に、射撃能力を持つ海産物達が戦う作品。PC版およびWii U版もリリースされている。
(記事初出時、Nintendo Switch版もリリースされていると記載しておりましたが、Wii U版の誤りでした。お詫びして訂正いたします。)

RPG『アスクギア』PV公開

稲穂スタジオのRPG『アスクギア』のPVが10日に公開された。

「ド直球RPG」を謳う作品で、デジゲー博2017にて初頒布予定。PVでは個性的なキャラクター達や独自の戦闘システム、作り込まれたマップなどが紹介されている。

ハックアンドスラッシュTPS『星樹の機神 ユニティユニオンズ』デジゲー博直前PV公開

同人ゲームサークル電猫遊戯は10日、ハックアンドスラッシュTPS『星樹の機神 ユニティユニオンズ』のデジゲー博直前PVを公開した。

サポートキャラクターである「ミニオン」を召喚して戦うシステムが特徴の作品。デジゲー博2017にて試遊展示および体験版の頒布が行われる予定。

ハイスピード3Dアクション『Link: The Unleashed Nexus』ボスバトルトレーラー公開

インディーゲームスタジオReminisceは8日、ハイスピード3Dアクションゲーム『Link: The Unleashed Nexus』の新規トレーラームービーを公開した。

『Link: The Unleashed Nexus』は2014年にリリースされた同名作品のリメイク版で、PCおよびPS4向けに開発中。今回のトレーラーはボスバトルをフィーチャーした内容となっている。

RPG『LiEat』有料版10万ダウンロード突破記念セール開催

PLAYISMは7日、Steamで配信中のRPG『LiEat』有料版が10万ダウンロードを突破したことを発表し、これを記念した30%オフセールを開始した。セール期間は14日まで。

『LiEat』は△○□×(みわ しいば)氏が制作したフリーゲームで、全3話の連作短編として公開されている。現在でもフリー版をダウンロード可能だが、有料版はSteamの実績やトレーディングカードに対応している。

デジゲー博2017にて国産インディーゲームのスタンプラリー企画が実施

デジゲー博2017にて、国産インディーゲーム9作品のコラボによるスタンプラリー企画が実施されることが発表された。

参加作品のうちデジゲー博2017に出展されているのは8作品で、これらの出展スペースをすべて回ってスタンプやサインを集めると、デジゲー博限定のコラボステッカーがプレゼントされる。

RPGツクールMV用SRPG制作素材「SRPGコンバータMV」公開

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Lemon sliceは4日、RPGツクールMVでシミュレーションRPGの制作を可能にするゲーム制作素材「SRPGコンバータMV」を公開した。

これまでRPGツクールXP用、VX用、VX Ace用が公開されてきた「SRPGコンバータ」のMV版。「必要最小限の変更、拡張性重視」という新しいコンセプトのもと一から制作されたとのことで、第三者がプラグインで機能を拡張できるように設計されている。操作はキーボード、マウス、ゲームパッドに対応する。

素材の本体はプラグインだがプロジェクトファイルの形で公開されており、RPGツクールMVに読み込むことでそのままシミュレーションRPGの制作を行うことができる。サンプルゲームも公開されている。

素材利用も可能なRPG風楽曲集『Rollenspiel Reminiszenz』ダウンロード販売開始

Meldear’s Craftは5日、インストゥルメンタル曲集『Rollenspiel Reminiszenz』のダウンロード販売を開始した。

RPGの思い出、RPGへの憧れを詰め込んだという作品で、BGM素材集としても利用可能。街やダンジョンの曲、戦闘曲など13曲を収録しており、MP3/WAVEファイルに加え、ループタグを埋め込んだOggファイルも用意されている。

フリゲ短編RPG『Acassia∞Reload』 記憶喪失の少女は死を繰り返しながら「牢獄」からの脱出を目指す

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「セーブができないRPG」というと、どういったゲームを思い浮かべるだろうか?ローグライクのように一過的でランダム要素の強い作品を思い浮かべる方が多いかもしれないが、今回紹介するフリーゲーム『Acassia∞Reload』は、セーブができない中でゲームオーバーを繰り返しつつ1つのダンジョンを攻略していくという、ループもののようなプレイ感が特徴の短編RPGだ。このゲームデザインが世界観の上でも意味があり、徐々に明かされていく物語も趣深い作品となっている。

死を繰り返しながら行動範囲を広げ、「牢獄」からの脱出を目指す

本作の主人公は、「無限遠の牢獄」と呼ばれる謎の施設に閉じ込められた記憶喪失の少女アカシア。彼女は正体不明の衝動に突き動かされ、施設からの脱出を目指す。プレイヤーは彼女を操作し、立ちはだかる敵を倒しながら探索を進めていく。

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主人公である銀髪の少女アカシア

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正体不明の衝動に突き動かされ、アカシアは施設からの脱出を目指す

アカシアには2つの特徴的な性質が備わっている。1つは「記憶することができない」こと。またもう1つは「死んでも何故か元通りになる」こと。この性質はゲームシステムでも表現されており、本作ではプレイ中にセーブする機能は存在せず、戦闘に負ければ即ゲームオーバー。そのためタイトル画面からゲームを開始するための選択肢は「GAME (RE)START」のみで「ロード」はなく、常にゲーム開始地点からやり直しとなる。

ただしアカシアのレベルや習得したスキルなどは、次回プレイ時に引き継がれる。また本作は敵の出る場所とそこで出る敵が固定となっており、敵の行動パターンなどを把握することで、より有利に戦えるようになっていく。アカシアが成長しプレイヤーが経験を積むことで、行動可能な範囲が広がっていくというのがゲームの基本的な流れだ。

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プレイ中何度も見ることになるゲームオーバー画面。本作においてはこれはあくまで「通過点」だ

3つの属性の相性とバフ・デバフが重要なバトル

本作の戦闘はCTB方式のコマンド選択型。戦術の要となるのは想・法・虚という3つの属性の存在で、3すくみの属性相性が発生する。アカシアの通常攻撃の属性は装備する「魔剣」により変化し、スキルにも属性が存在。なお、敵の属性は基本的に名前の後ろに表示されるので、「相性を探るための試行錯誤」は必要なく、最初から戦術の組み立てに集中できる。

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戦闘はCTB方式のコマンド選択型

スキルによるバフ・デバフも重要。各種状態異常やステータスアップ・ダウンなど
のほかに、敵の行動を遅らせる「時間破壊」といった効果を持つスキルも存在する。スキルは複数の効果を併せ持つような強力なものも多いが、一方でアカシアは一人で敵と対峙するため、とくに一対多の状況では一瞬でピンチになるようなこともある。スキル選びにおいては次の行動までの時間を短縮する「時間加速」の効果もポイントとなってくるほか、こちらが攻撃に手を回す余裕がない時でも敵のHPを減らせる、という点においてスリップダメージの価値が高いのも面白い。

また、敵を倒すと「エンチャント」と呼ばれる装備品をドロップする。ステータスの上昇や通常攻撃への状態異常効果付与などエンチャントの効能は多彩で、最大6個まで同時に装備可能。エンチャントはゲームオーバーで消失してしまうのだが、そのぶん周回ごとに、さまざまな組み合わせによるカスタマイズを模索するのが楽しくもある。

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敵を倒すとドロップする装備品を組み合わせてアカシアの能力をカスタマイズできる

戦闘の難易度は比較的高めで、負ければ即ゲームオーバーなこともあり常に気を抜けない。とくに一部の強敵との戦いでは、初見では予想外の攻撃に殺されてしまうなんてこともままある。対策を考え、場合によっては別の場所を探索してアカシアを強化してから再戦に挑むなど、ゲームオーバーを越えてリベンジを果たすのも本作の醍醐味だ。行く手にはさまざまな敵が待ち受けているが恐れることはない。やり直しは何度でもできるし、どう戦えばいいのかアカシアが忘れてしまっても、プレイヤーは覚えているのだから。

「記憶」を読み解くことで真実に迫っていく物語

ゲーム進行においては、施設の各地にあるクリスタル状の「記憶の痕跡」に魔力(MP)を注いで、さまざま情報を得ていくのも重要。この施設の成り立ちや、アカシア自身が何者なのかが徐々に明らかになり、記憶を読み解くことによって物語が浮かび上がっていく。アカシアの前に時折姿を見せるポータリアと呼ばれる少女も謎めいた存在で、寂れた施設に少女が二人きりという世界観も見どころ。硬質でいてどこか切なさ感じさせるような台詞回しも魅力だ。

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寂れた施設を舞台に、徐々に世界の謎に触れていく。桃色の髪の少女、ポータリアの存在も謎のひとつだ

ゲームオーバーを繰り返しながら攻略範囲を広げていくというゲームプレイと、記憶喪失の少女が死を繰り返しながら世界と自分の真実に迫っていくという物語が一体となり、それがプレイヤーの胸を打つクライマックスにも繋がっていく。世界観やキャラクター、システムのいずれかでも刺さるものがあれば、ぜひプレイしてみてほしいRPGだ。

【基本情報】
タイトル:『Acassia∞Reload』
制作者:anubis 氏
クリア時間:約2~3時間
対応OS:Windows
価格:無料

ダウンロードはこちらから
https://www.freem.ne.jp/win/game/16218

ハイテンポなサイドビューバトルが魅力のフリゲRPG『Recovery Pain』公開 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

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本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はフリーゲームの中編RPG公開に関するものなど6本です。

中編ファンタジーRPG『Recovery Pain』公開

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雪花香氏は30日、中編ファンタジーRPG『Recovery Pain』をフリーゲームとして公開した。

記憶喪失の男「リベルテ」が主人公の作品。謎の少女「ポプリ」と出会い、さまざまな事件を経て物語が展開していく。

戦闘はリベルテとポプリ、二人でタッグを組んで戦う形となっており、主にリベルテが攻撃を、ポプリが魔法による補助を担当する。1ターンに複数回行動でき、行動回数をリベルテとポプリで共有しているのが特徴。ポプリが魔法を使うには魔力を溜める必要があり、行動回数をどう分け合うかといった点も戦術要素となっている。操作のレスポンスがよく、サイドビューによる戦闘アニメーションなど演出が爽快ながらウェイトが極力省かれているなど、ハイテンポなバトルとなっているのも魅力だ。

レベルアップはなく、戦闘で入手できるポイントを使って攻撃力や防御力、行動回数といったパラメーターの増加や特技の習得など任意で成長を行えるのも特徴。装備品の重量に応じて行動回数が減るという要素もあり、手数重視か強力な装備を使うかなど、自由度の高いキャラクターカスタマイズを行うことができる。また、フィールドではダッシュからのジャンプが可能でこれを使って進む場面があったりと、マップにも凝った作品となっている。

シナリオはリベルテが自らの使命や過去を知っていくといったシリアスな展開もありつつ、テンポのよいボケとツッコミの掛け合いなどギャグも見どころ。場面に応じて任意で閲覧可能なスキットも用意されている。

ノベルゲーム『クラウンワークス虚実概論』1章フリープレイ版公開

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同人サークルClosedCircleは1日、ノベルゲーム『クラウンワークス虚実概論』1章のフリープレイ版を公開した。

「古の《魔述》が最新脳科学に修飾されるサイコドラマ・ノベルゲーム」を謳い、オカルトと心理学、脳科学が混交したような独特の世界観が特徴の作品。全6章予定のうち3章までリリースされており、今回公開されたフリープレイ版では0章「レミニセンス」と1章「記憶の物質化阻止によるPTSD予防と治療のあり方――あるいはスフィンクス」を最後までプレイ可能。ただし辞書機能やCGモード、音楽モードは使用が制限されている。

0章および1章では、主人公の少年「久世正宗」とカウンセラーの対話や、正宗の幼馴染みである「御前」と呼ばれる少女と、“社会実験”と称して広域災害を巻き起こそうと企む存在「サイファー」の対峙などが描かれる。

ローグライクRPG『片道勇者2』アルファ版プレイ動画公開

SmokingWOLF氏は25日、開発中のローグライクRPG『片道勇者2』のアルファ版のプレイ動画をブログに掲載した。

ブログ記事や動画の内容は主にレベルアップ方式を紹介するものとなっているが、『片道勇者2』のプレイ動画の公開自体、本動画が初となる。本作の新システムであるカードを使った戦闘の様子なども確認することが可能だ。

「フリゲ2017 あなたが選ぶ今年のベストフリーゲーム」投票受付開始

フリーゲームの人気投票イベント「フリゲ2017 あなたが選ぶ今年のベストフリーゲーム」の投票受付が1日に開始された。

赤松弥太郎氏により、2008年から毎年行われている企画。投票の際は任意でコメントを記入することもでき、結果発表時に公開されるのも特徴となっている。今回は2016年12月1日から2017年11月30日までに公開・更新されたフリーゲームが投票の対象となる。

「ウディフェス外伝(10分ゲー)」開催決定

ゲーム制作ツール「WOLF RPGエディター」製ゲームの投稿イベント「ウディフェス外伝(10分ゲー)」が2018年2月に開催されることが、25日に発表された。

「ウディフェス」は有志による企画で、公式イベントである「WOLF RPGエディターコンテスト(ウディコン)」と異なり順位を競うコンテスト形式を取っていないことが特徴。2016年に開催された第6回をもっていったん終了したが、今回、2018年3月に「WOLF RPGエディター」が正式版公開10周年になることを祝って「外伝的イベント」として開催されることとなった。

これまでのウディフェスとの違いとして、今回はプレイ時間がおよそ10分のゲームが募集対象となる。作品募集期間は2018年2月14日から2月28日まで。

ばかすか、サークル所属グラフィッカー募集

クリエイティブコンテンツ製作サークルばかすかは27日、サークル所属グラフィッカーの募集告知をブログに掲載した。

今年夏のコミックマーケット92にてノベルゲーム『虚構英雄ジンガイア』(テキスト100万文字程度)の完結編を頒布したサークル。募集期間は12月末まで。

隣り合わせの地獄と青春。フリゲノンフィールドRPG『Helldiver』

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「地獄」と言われて連想するものは何だろうか。三途の川や閻魔大王か、はたまた双頭の番犬に罪を背負った亡者の群れか、あるいは血の池、針山、溶岩といった苦痛の数々か。いずれにしてもポジティブなイメージとは言えないだろう。

今回紹介する、サークルひよびよが制作した『Helldiver』は、一風変わった「地獄」を舞台としたノンフィールドRPGだ。10月29日より「ふりーむ」にてフリーウェアとして公開されている。

探索者「ヘルダイバー」として、深き闇の底へと潜れ

『Helldiver』はノンフィールドRPGにポイント&クリックスタイルのアドベンチャーゲームを組み合わせた作品となっている。操作はマウス操作のみで行う。
 
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生きながらにして地獄に落ちたあなたは、探索者「ヘルダイバー」として、「凍鬼子」(トキコ)という名の少女の幻影に導かれながら、地獄の中にそびえる「残映塔」を下り、地獄の最深部を目指すことになる。
 
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残映塔の内部は一方通行のダンジョンとなっており、ダンジョン内では歩くたびに「情念」を消耗し、情念がなくなると今度は体力が徐々に減っていく。そして体力がゼロになるとゲームオーバーとなる。減ってしまった情念や体力はアイテム等で回復可能だ。

道中にはアイテムが落ちていることがありクリックで拾えるほか、ワイヤーなどのトラップが仕掛けられていることもあり、適切な箇所をクリックして罠を解除してから進まないとダメージを受けてしまう。
惰性で前進し続けているとトラップにうっかり引っかかってしまうことになるため、気を引き締めつつ歩を進めていこう。
 
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残映塔を下っていく途中にはいくつかの街が存在しており、街の中は画面をクリックして探索することができる。街の中にはアイテムや装備を購入できる店や、宿屋・アパート等の拠点が存在しており、拠点では体力回復のための休息や装備の変更、情報端末を使ってのデータセーブを行うことができる。

ダンジョン内から街へと戻りたい場合は、階層と階層の間にある転送装置を使って移動するか、階層の途中であれば消費アイテムの「脱出ポッド」を使うことになる。進むか戻るかの判断は慎重に行おう。

死線を超えよ この地獄を生きるために

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敵と遭遇した場合は戦闘となり、ナイフによる攻撃、アイテムの使用、外法、逃走の4つのコマンドから行動を選択することになる。
このうち、必殺技ともいえる「外法」は、敵からの攻撃を受けた際のダメージ量に応じて蓄積される「衝動」を一定数消費することで発動できる。外法にもいくつかの系統があり、拠点で使用する外法を設定できるほか、あるレアアイテムを使用して強化することが可能だ。

加えて、戦闘において重要なパラメータのひとつが「運動能力」で、攻撃の命中率・回避率以外にも、敵との遭遇時に先手を取れるかどうかや、攻撃時に時折発動するクリティカルの発生率に関係する。レベルアップ時のパラメータ割り振りや装備品などである程度の素早さを確保しておきたい。
 
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ほかにも、敵の中には「人」「魔」「霊」「機械」といった属性を持つものがおり、「グレネード」等の各属性に対応したアイテムを使用することで大ダメージを与えられる。強敵を相手取った時のために攻撃用アイテムも用意しておくと良いだろう。

不可思議な旅路の果てに掴み取るのものは

本作を特徴的なものにしているのが、その混沌とした”地獄観”だ。
人々の妄念によって生み出されたのは、現代と遜色のないような街並みであったり、虚無のように殺風景な残映塔の内部。たとえば地獄めぐりの物語として著名なダンテの『神曲』にあるような絵に描いたような地獄絵図とは趣の異なる光景が広がっている。

行く先で出会う人々もまた、いずれも何らかの理由で地獄へと落ちてきた人々であり、太古の部族の戦士から未来の宇宙のサイボーグにいたるまで、ありとあらゆる時代と背景を持つ人々が同じ地獄に一堂に会しているというのも、形容しがたい異様な雰囲気に拍車をかけている。
 
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・「雪の街」に住む人形の「レーあ」。彼女のアパートが序盤の拠点になる
 
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・いかにも荒事担当といった風貌の「龍」。先輩ヘルダイバーとして様々なアドバイスを送ってくれる
 
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・探索の途中で出会う少女「エレン」。主人公へあからさまなほどの好意を寄せてくるが…
 
様々な身の上を持つ彼ら彼女らに対して、あなたは何を思うのか。
プレイヤーの分身としてその意思を反映する主人公は何かを喋ったり語り掛けたりする事はない。コンピュータロールプレイングゲームのある種の”お約束”と言えるが、終盤ではこの”お約束”を巧みに使った展開が待ちかまえている。
あなたが苦難を乗り越えた果てに、ある決断を下したとき、あなたがあなた自身の意思をもってそこに在ったことをその目に確かめる事になるだろう。
本作は「異形青春RPG」の謳い文句に偽りのないジュブナイルでもあるのだ。
 
クリックするべきポイントがやや分かりにくい点や、装備・外法の変更が拠点でしか行えない点など、ある程度の不便さは飲み込める人向けになっていることは否めないものの、往年のフリーゲームノンフィールドRPGを思わせるシンプルなシステムとカオスな世界観に惹かれるものがあったならば手に取ってみてほしい。

[基本情報]
タイトル:  Helldiver
制作者:  サークルひよびよ
クリア時間:  10時間~
対応OS: Windows
価格: フリーウェア

↓ダウンロードはこちらから
https://www.freem.ne.jp/win/game/16088

ワンマップ・メトロイドヴァニア『ロストアルター』公開 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

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本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はフリーゲームの新作や、同人ADVの体験版公開に関するものなど6本です。

2Dアクションゲーム 『ロストアルター』公開

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サークル遊星楼閣は1日、2Dアクションゲーム『ロストアルター(Lost Altar)』をフリーゲームとして公開した。

アイテムを入手して行動範囲を広げていくフィールド探索型の作品。公称プレイ時間が30分程度で全マップが1つに繋がっているというコンパクトな構成が特徴となっている。コンパクトな中にも探索やパワーアップ、謎解きといったいわゆるメトロイドヴァニア系の面白さがしっかりと詰まっており、チップチューンのBGMも魅力だ。

恋愛ADV『Planetariheart』体験版公開

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同人サークルaliveは7日、恋愛ADV『Planetariheart』体験版のWeb公開を開始した。初出はコミックマーケット92で、Web公開にあたりキャラクターボイスのノイズ除去の徹底、シナリオ面の修正、システムの向上などが施されているとのこと。

活動実績がないため廃部の危機に陥った「宇宙(そら)部」を救うため、主人公の少年やヒロイン達が立ち上がるという学園もの。体験版ではマイペースな部長や毒舌な後輩部員、宇宙部の活動を監視するためにやってきた風紀委員という3人のヒロインが登場し、宇宙部の賑やかな日常や、廃部を免れるために動き出す主人公達の姿などが描かれる。

画面サイズはフルHDにも対応しており、プレイ時間数十分程度の体験版の時点でイベント絵が数枚用意されているなど、グラフィック面にも力が入った作品となっている。リリースは2018年夏予定。

ビジュアルノベル『ほたるゆき -SnowSky Edition-』公開

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同人ゲームサークル(猫)milkcatは4日、ビジュアルノベル『ほたるゆき -SnowSky Edition-』をフリーソフトとして公開した。

2009年12月のコミックマーケット77でパッケージ頒布された『ほたるゆき』から一部の要素を削除しフリー化した作品。同サークルが2005年にフリーソフトとして公開したビジュアルノベル『ヒトナツの夢』の数年後を舞台としており、『ヒトナツの夢』と共通のキャラクターも登場する。

女性向け恋愛ファンタジーADV『嘘つきな王様の騙し方』Android版配信開始

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同人ゲームサークルローズヴェルトは4日、女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『嘘つきな王様の騙し方』のAndroid版を配信開始した。

ファンタジー世界を舞台にした女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『貴方の仮面の外し方』の続編で、主人公を含めフルボイスの作品となっている。舞台は呪われた孤島として知られている「エルーリア島」。そこへ突然飛ばされてしまった主人公の少女レジナ(名前変更可能)がジュリと名乗る男性と出会い、共に半人半猫の国「ラズ」へ向かうことから物語が展開していく。なお、本作の物語を理解するために前作をプレイする必要はないが、プレイしていればより楽しめるとのこと。

プロローグまでは無料でプレイ可能。以降のシナリオはアプリ内課金により購入する形となっている。

高速メカアクションゲーム『Project Nimbus』ストーリー全編日本語化完了

タイのインディーゲームデベロッパーGameCrafterTeamは5日、高速メカアクションゲーム『Project Nimbus(プロジェクト・ニンバス)』のアップデート「AMAGI」を配信した。本アップデートでは第3章と第4章が日本語化され、これによりストーリー全編の日本語化が完了した。

荒廃した世界を舞台とし、人型バトルスーツ「バトルフレーム」を操縦して戦う作品。ストーリーはフルボイスとなっており、日本版のメインキャストには名塚佳織さん、藤原啓治さんといった著名声優が名を連ねている。

RPGツクールMV専用ツール「SAKAN -TILESET BUILDER-」が価格改定、従来の半額に

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株式会社KADOKAWAは8日、RPG制作ツール「RPGツクールMV」の累計販売本数が20万本を突破したことを記念し、RPGツクールMV専用のタイルセット作成ツール「SAKAN -TILESET BUILDER-」の希望小売価格を改定することを発表した。新価格は従来の半額となる1,490円(税込)となる。

「SAKAN -TILESET BUILDER-」を利用すると、付属している1,000種類以上のパーツを組み合わせてオリジナルのタイルセットを作ったり、RPGツクールMVに同梱されているタイルセットを改造することが可能。オリジナルのドット絵を作成できるペンツールやアニメーション作成機能も備わっている。

フリゲRPG『ざくざくアクターズ』約2年ぶりの大型アップデート!待望の水着イベント追加、戦闘画面のUI改良も

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はむすた氏が制作するフリーゲームの長編RPG『ざくざくアクターズ(ざくアク)』の最新版となるバージョン1.30が、8日に公開された。

前バージョンから約2年ぶりの更新となる今回のアップデートでは、大規模追加シナリオ「水着イベント編」が追加。はむすた氏のブログにて2016年1月に始まった「ざくアク水着イベント製作日記」は全40回に及ぶなど長期にわたり制作が進められ、ファンの期待も大きかったイベントがついに完成となった。水着イベント編は28時間ほど遊べるボリュームとのこと。

また、ユーザーインターフェイスの面でも改良が施されている。戦闘画面では状態異常や能力強化・弱体化などのアイコンの表示位置が変わり、より多くのアイコンを同時に表示可能となった。さらに表示可能数を超えた場合でも、スクロールしてすべてのアイコンを見ることが可能。また、「状況確認」コマンドも追加され、各キャラクターの状況を一覧表示できるようになっている。『ざくアク』は特殊な状態異常や強化状態なども多数存在するゲームなので、ボス戦などで状況をより把握しやすくなるのは嬉しいアップデートだ。

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状態異常や能力強化・弱体化などをアイコンでより把握しやすくなった。状況確認コマンドも追加

また、キャラクターのステータス画面では表示を切り替えて各種属性や状態異常への耐性などを表示可能となった。そのほかスキルの効果やコストなど、多数の調整も施されている。

ファンタジーフリゲRPG『星の王女さま』色鮮やかな星々を巡る、少女達の出会いと別れの物語

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今回紹介するフリーゲームは、製作期間4年がかりの大作RPG『星の王女さま』です。制作者はhaco氏で、全編に渡る絵画のように美しい背景アートと、絵本風の世界観と物語が特徴です。本作では王女と呼ばれる少女達が星を渡る冒険を繰り広げますが、実は可愛らしい見た目に反して、戦闘や育成にも力を入れた骨太のRPGでもあります。

筆者はしばらく前からこの作品の完成を待ち望んでいて、デモ版の頃からゲームに触れさせて頂きました。そして今秋にリリースされた本編は、想像以上の魅力が詰まった作品でした。今回も作品の魅力を余すことなく紹介したいと思いますのでお付き合いください。

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サツキとマリナが旅する幻想的な世界

普通の女子高生「サツキ」は、不思議な夢で怪物ナイトメアに襲われたところを「マリナ」と名乗る少女に助けられます。マリナに着いていったサツキは、この世界が現世で亡くなった魂が辿り着く場所であり、サツキは大きな手術をしたことがきっかけで迷い込んでしまったことを知ります。

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ナイトメアの難を逃れたサツキだが、自分が死後の世界に来てしまった事を知る。

この世界には様々な王女の住む星が存在し、マリナもお菓子の星を統治する“星の王女”のひとりでした。その中の頂点に君臨する“月の女王”は特別な存在でしたが、新しい月の女王がその座に着くと、気に入らない王女達の星を奪い始めました。その暴虐非道ぶりを垣間知ったマリナは、星々を巡って王女の力を集め、月の女王へ挑もうとしていました。

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マリナが語る月の女王の歴史。彼女を止めるべく戦いを決意する。

不安な気持ちを払拭するため、サツキはマリナの旅に同行することを決意。ふたりの冒険が始まろうとしていました。

『星の王女さま』では詩的・哲学的なテキストで幻想的な世界観を表現し、ファンタジーとしての完成度を高めています。物語もドラマチックで、失われてしまったものや残された人々が抱える思いをプレイヤーに問いかけてきます。

本作は星々を旅するごとに多くの人々と出会います。途中でサツキ達に同行する他の星の王女達やマリナの協力してくれる人達など、個性豊かなメンツが冒険に華を添えてくれます。少女達のやりとりはコミカルなものも多くてプレイヤーを飽きさせません。

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色気の星の王女であるジャスミン。友人であるマリナを止めるために立ち塞がる。

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四季の星の王女のカグヤ。かつては先代の月の女王に仕えていた。

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パロディも盛りだくさん。中にはかなりきわどいネタも……。

一方、サツキは旅の中でこの世界の厳しさを目の当たりにします。月の女王との戦いで命を奪われた人々がいることや、寿命のないこの世界で心の闇に囚われたものはナイトメアと呼ばれる怪物へと変化してしまうこと。時に別れもあり、彼女達を多くの試練が待ち受けます。果たしてマリナが月の女王に勝てるのか、その運命はプレイヤーに委ねられているのです。

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ナイトメアになりたくない人々を宙へ送り届けるのも王女の役目。

緻密で美しいアートワークと遊びやすさを意識したゲームデザイン

本作の大きな見所は、作り込まれたアートワークにあります。手描きの背景イラストから始まり、イベント中の一枚絵、画面を動き回るドットで描かれたキャラクターやモンスター、派手な戦闘エフェクト、メニューなどのユーザーインターフェイスに至るまで、世界観を緻密に再現してあります。

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世界観を表現したアートワーク。色彩豊かで、見ているだけで楽しい。

ただ綺麗なだけでなく、イメージがしっかりと統一され、プレイを阻害しないよう快適性も保たれているのが本作の強み。そのおかげでプレイヤーを物語へ没入させてくれます。

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セーブ画面にはあらすじがサツキの日記風に書かれている。

また、本作のダンジョンマップは特殊な作りで、線で繋がれたエリアを移動しながら戦闘やアイテムの入手を繰り返していきます。戦闘を回避することも出来、プレイヤーのペースでゲームを進められます。

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ダンジョンには様々なものが存在する。困ったら一瞬で帰還も出来る。

可愛さと奥深さを兼ね備えたド派手なバトルシーン

本作の戦闘はターン制サイドビューバトル。可愛らしく動くキャラクター達に反し、戦闘はカスタマイズ性が高く、多くの戦術を駆使できるのが特徴です。彼女たちの主な攻撃手段は、武器での攻撃と「エーテル」による魔法、そして強力な大技を繰り出す「オーバードライブ」。それぞれの特性を活かすと、派手で奥深いバトルを繰り広げることが出来ます。

本作の戦闘では、オンラインRPGではおなじみの“ヘイト”の概念があります。ヘイトとは敵から攻撃される対象の優先度合いを決める要素で、回復などの行動をとると敵から狙われやすくなります。

そのためキャラクターごとの役割が非常に重要で、ヘイトを稼いでダメージを引き受ける壁役や味方を回復する役を決めて立ち回るのが戦いの鍵となります。例えばマリナは防御力が高く壁役に向いており、ジャスミンは魔法よりも武器攻撃が強いなど、ひとりひとりに得意不得意があります。彼女たちの装備品やスキルを考えて付けていくことで、強敵との戦いでも頼れる仲間へと成長を遂げてくれます。

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一見難しそうなヘイトの概念も、ヘイトリングとして視覚化されているおかげで直感的に分かる。

育成においてスキルの存在は非常に重要。敵の攻撃に反撃する「カウンター」や、先制行動しやすくなる「さきがけ」などがあり、戦闘中に様々な効果をもたらしてくれます。スキルは付け替えが出来、状況に合わせて使い分けることも出来ます。

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スキルを取るたびにステータスも伸びていく。どう育てるかはプレイヤーの自由。

そして戦闘を更に盛り上げてくれるのが、強力無比な「オーバードライブ」です。行動するごとに溜めるオーバードライブゲージが最大になった時に使うことが出来、大ダメージを与える技や戦況を一変させる支援効果をもたらす技が発動します。

このオーバードライブには発動するチャンスがもうひとつあります。戦闘画面左上に表示されている大きな星型のゲージが満タンになるタイミングで行動すると、オーバードライブを自動で使う「シェアドライブ」が発動します。これは味方だけでなく敵側に機会を奪われることもあり、長期戦ほど戦いに緊張感が生まれます。相手の“先”を獲り合う読み合いも、本作の戦闘の醍醐味でもあります。

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カットインとともに発動する「シェアドライブ」。ピンチとチャンスが表裏一体なのが面白い。

他にも属性魔法を繰り出すたびに威力が強化される「フィールドエレメント」や、敵を行動不能にして一方的に行動できる「崩し」と「ブレイク」など、戦術性の高い要素が満載。育成次第では物理攻撃によるゴリ押しなども可能で、戦闘が難しいと思った人には戦闘難易度の変更も可能です。より強い敵と戦いたい人には、寄り道要素として討伐依頼やユニークモンスターとの戦いも用意されています。

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討伐依頼を果たせば報酬ももらえる。冒険の合間に挑んでみよう。

高い戦術性だけでなく、プレイヤーに合わせた遊び方を推奨してくれるのが『星の王女さま』の戦闘です。覚えることは少し多めですがじっくり挑めますので、自分だけのプレイスタイルを探してみるのが良いと思います。

創作の強い熱意がもたらすもの

『星の王女さま』はその見た目に目を奪われがちですが、現代のRPGのエッセンスを吟味し、丁寧さと大胆さを両立させている優れた作品です。試行錯誤しながら戦い、サツキやマリナとともに泣き笑いながらその旅路の果てに辿り着く頃には、ゲームをプレイすることでしか味わえない“思い出”が残ると思います。

フリーゲームとして配信されるソフトを追っていると、時折「個人で作る」範疇を遥かに超える作品と出会うことがあります。もぐらゲームスで今まで紹介した作品群もそうですが、制作者が作品に込めた思いの熱量が画面越しに伝わってくる事があります。こういった作品がより多くのプレイヤーを楽しませ、新たな快作を生むきっかけになっていっていけばと願っています。

タイトル 『星の王女さま』
制作者 haco(制作者様サイトはこちら)
対応OS Windows XP/Vista/7/8/10
プレイ時間 10~15時間程
価格 無料 ダウンロードはこちらから

https://www.freem.ne.jp/win/game/15944


2DアクションRPG『CrossCode』が日本語対応、完成版は2018年リリース予定 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

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本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は海外インディーゲームの日本語対応に関するものなど10本です。

2DアクションRPG『CrossCode』バージョン0.9.8公開、日本語版が追加

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Radical Fish Gamesは15日、Steamにてアーリーアクセス版を配信中の2DアクションRPG『CrossCode』のバージョン0.9.8を公開した。

遠い未来の仮想世界が舞台のSF作品。スーパーファミコン風のグラフィックやハイスピードなアクション、パズル要素のあるダンジョンなどが特徴となっている。2015年にデモ版が公開され(関連記事)、以降完成版に向けてアップデートが続けられており、本バージョンではすべてのコンバットアーツ(戦闘スキル)の実装が完了し、UIの改善などが施された。また、本バージョンより日本語版が追加されている。ローカライズ担当はDANGEN Entertainment。

本作は引き続きアーリーアクセス版で、完成版のリリースは2018年に予定されている。次のバージョンは0.9.9で、2018年1~2月にリリース予定。

ステージクリア型アドベンチャーRPG『ひびかけ色のキセキ』リメイク版のSteam配信が開始

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ecoddrのファンタジーRPG『ひびかけ色のキセキ』のSteam配信が15日に開始された。フリーゲームとして公開されている作品で、Steamでも無料で配信されている。プレイ時間の目安は5~10時間。

ノンフィールド型のステージと、アドベンチャーパートでゲームが進行していく作品。リアルタイムに敵の攻撃をガードする要素のあるタイムライン型の戦闘や、ポイントを割り振ってスキルを自由に強化する要素などが特徴となっている。2016年にWindows向けに公開されたのち、今年5月にはスマートフォン向けのリメイク版がリリースされており(関連記事)、今回のSteam版はこのスマートフォン版のPC逆移植となる。

RPG『天使心母』公開

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ゲーム制作サークルSpace not farは10日、RPG『天使心母』をフリーゲームとして公開した。

さまざまな個性を持つキャラクターからメンバーを選んでパーティを編成し、「ラダー」と呼ばれる全20階のダンジョンを踏破していく作品。いわゆる「ガチャ」のような形でアイテムをランダム入手する仕組みや、敵の体を奪って能力を変化させる主人公のスキル「スナッチ」などが特徴。

アイテムの合成や強化、クリアに必須ではないサブダンジョンといった要素もあり、ハック&スラッシュを楽しめる作品となっている。公称プレイ時間は15時間程度。

パズルゲーム『Candy Drop』公開

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九州大学物理研究部(Qpic)は15日、パズルゲーム『Candy Drop』をフリーゲームとして公開した。

お菓子を食べると体が伸びるキャラクターを操作し、キャンディーを食べることでステージをクリアしていく作品。お菓子によって異なるギミックなどを活用して体とキャンディーの高さを合わせるのがポイントで、ステージは100個用意されている。

アクションパズルゲーム『エクスプローバーズ』日本語版公開

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Whatnot Studiosは11日、アクションパズルゲーム『エクスプローバーズ(Explobers)』の日本語版を公開した。無料でプレイでき、寄付を受け付けるドネーションウェアとして公開されている。

自爆して壁を壊せる赤、固まって足場になれる青、両方ができる緑という3タイプのキャラクターを切り替えながら操作し、ステージのゴールを目指す作品。残機を1つでも残してゴールに辿り着けばステージクリアだが、ステージごとに決められた数以上を残すというチャレンジ目標も用意されている。パズル的思考と精密な操作の両面が試される作品だ。

長編ノベルADV『コルヌ・コピア -不思議の住む街-』プロローグ版のAndroid版が配信開始

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同人ゲーム製作サークルあまてる。は13日、制作中の長編ノベルアドベンチャーゲーム『コルヌ・コピア -不思議の住む街-』のプロローグ版のAndroid版を配信開始した。iOS版も登録申請中とのこと。

神話や伝説、御伽噺に出てくるような不思議な力を持った獣“ふしぎけもの”が住む街を舞台にした作品。日本からの留学生である主人公のコウタと、さまざまなふしぎけもの達の交流が描かれていく。

プロローグ版はサークル公式サイトにてWindows版も公開中。Windows版は今回のスマートフォン版に合わせてバージョンアップが行われており、シナリオの章選択機能や目パチ口パクをOFFにする「低負荷」モードなど、スマートフォン版と同等の機能が追加されている。

サスペンスビジュアルノベル『FATAL TWELVE』オープニングムービー公開

あいうえおカンパニーは9日、サスペンスビジュアルノベル『FATAL TWELVE』のオープニングムービーを公開した。

電車内で爆発に巻き込まれた主人公の女子高生・獅子舞凛火が、12人の参加者のうち1人だけが死の運命を回避できるという儀式≪女神の選定≫の参加者となったことから始まる物語。1月31日にパッケージ版が発売予定となっている。Steamでの配信も予定されており、こちらの発売日は後日発表予定。

SilverSecond、サイト開設19周年記念セール開催

SmokingWOLF氏は、同氏のWebサイトSilverSecondの開設19周年を記念したセールを開始した。セール期間は2018年1月14日頃まで。

育成SLG『シルフェイド学院物語』などのゲーム作品が50~66% OFF。強制横スクロールRPG『片道勇者』のファンブック『片道勇者開発記 四年の旅路』が40% OFFとなっている。また、新刊のゲーム開発書籍『ゲーム開発者の地図』(関連記事)も25% OFFとなる。

なお、本セールはSilverSecondサイト上での販売物、およびKindleでの出版物が対象。PLAYISMやSteamでの販売物は対象外となっている。

マルチエンドサスペンスAVG『Dear My Abyss』Nintendo Switch版発表

有限会社レジスタは15日、マルチエンドサスペンスアドベンチャーゲーム『Dear My Abyss』を、2018年初頭にダウンロード専用ソフトとして配信することを発表した。

同人サークルBerialが制作したPC向け同人ゲームのNintendo Switch向け移植版。平凡な女子高生のもとに表題のない本が届いたことから物語が始まる、クトゥルフ神話をモチーフにした長編作品となっている。公称プレイ時間は約25時間。

ADV・ノベルゲーム制作ツール「ラノゲツクールMV」発売

株式会社KADOKAWAは14日、ゲーム制作ツール「ラノゲツクールMV」のダウンロード販売を開始した。ツクール公式ストアおよびSteamにて購入可能。パッケージ版の発売は2018年3月1日に予定されている。

スクリプトを使用せず、グラフィカルなUIでアドベンチャーゲームやノベルゲームを制作できるツール。Live2D Cubismによるキャラクターアニメーション機能や、HTML5ベースのマルチデバイス(Windows/Mac/Android/iOS)対応などが特徴となっている。

また同日、サンプルゲームや無償DLCも配布が開始された。無償DLCは執筆時現在、「RPGツクールMV」のキャラクターのバストアップ画像と戦闘背景画像、スマートフォン用のノベルゲーム制作アプリ「ラノゲツクール」のキャラクター画像、エンターブレインの恋愛シミュレーションゲーム『フォトカノ』のキャラクターのLive2D Cubismデータ、イラストレーター「ヤナギユウ」氏による立ち絵キャラクター5体が用意されている。

短編フリゲSRPG『マリィと賢者の森』 “何かが足りない魔法少女”と“ヘンテコ仮面精霊”の悩める旅路

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魔法を使わない人間達との交流が上手くいかない、人前で魔法を使ってはならない制約に苦しむ、辛いことや悲しいことを抱える癖に悩まされる、他の仲間達のように箒で空を飛べない…などなど。魔法少女というものは、常に悩みを抱え、それに苦しめられることが多い。

酷いものでは望みもしない魔力を手にして、家族など周囲から忌避されて人生に絶望し、自ら進んで人身売買にかけてしまうケースもあるぐらいだ。後にその人物は、遠い国に住まう不思議な魔法使いの弟子にされたようだが、これ以上は今後の為にも語らないでおこう。

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そして、ここにまた一人、悩みをかかえた魔法少女がいた。

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そんな彼女の物語を描いたのが今回紹介する『マリィと賢者の森』だ。個人開発者のしのゆ氏によって制作された短編シミュレーションRPGで、2017年10月8日にフリーゲームとして公開された。制作には『ヴェスタリアサーガI 亡国の騎士と星の巫女』、『エリーニュエス』と言ったフリーゲームで知られる、サファイアソフトの「SRPG Stduio」が用いられている。

雇った精霊によってその後が変わるシミュレーションRPG

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悩みを抱えた魔法少女の名前は「マリィ」。魔法学校に通う見習い魔法使いだ。彼女は教師から「あなたには足りないものがある」と指摘されるも、具体的にどこを指しているのかは示されず、更に彼女自身、自覚できる部分が多いのもあって頭を抱えていた。

一体、何が自分には足りないのか?考えあぐねいた彼女は学校の季節休みを利用し、賢者が住まうとされる森へ向かい、彼から知恵を借りようと足を踏み入れる。

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そこで出会った仮面を着けた精霊「クリュセイス」と共に、イタズラ好きの精霊達を退けながら賢者の元へ向かう…というのが、大まかなあらすじだ。

教師が具体的に教えてやればいいだろうに、と突っ込みたくなったかもしれないが、気にしてはならない。自力で己の欠点が何であるか見つけ出してこそ、人というのは成長するのです……って、説教臭くなってしまった。ゲーム本編の話に入ろう。

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内容はターン制のシミュレーションRPG。カーソルでユニットを動かしてマップを駆け巡り、迫りくる敵を退けたりしながら、クリア条件の達成を目指すというものだ。
どうして賢者の元に向かう物語なのにシミュレーションRPG?……と、違和感を抱いたプレイヤーが少なからずいるかもしれないが、この理由は実際に遊んでみればよくわかる、とだけ言っておこう。「迷わず行けよ、行けばわかるさ」だ。

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システム周りではユニットロスト制を採用。戦闘でダメージを受け、体力がゼロになってしまうと、そのユニットは永久離脱となる。復活させる手段は用意されていない。
しかし、毎ターン開始時にセーブが可能なので、やり直しは容易。更にゲーム開始時には難易度も選べ、「やさしい」であれば戦闘時に得られる経験値が倍増するほか、敵のステータスも下方修正されるので、力押しが効きやすくなる。

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また、ロストの対象は「精霊ユニット」に限定されている。
本作ではマリィ、クリュセイス以外の味方ユニットはいわゆる「傭兵」で、戦力を増やすに当たっては「雇用」を実施していく形になるのだ。

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雇用はマップ攻略開始前の出撃準備画面から行える。基本的に雇用した精霊ユニットは体力がゼロにならない限り、その後のマップでも二人の仲間として参戦してくれる。もちろん、戦闘を通して成長するので、育てれば育てるほど強くなる。

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また、雇える精霊ユニットにはランクも設定されていて、高ランク「精鋭」の精霊ほど前線を任せられる活躍を見せてくれる。中には三人一組の部隊で参戦するタイプもいて、一人雇うだけで戦力を倍増できる恩恵を得られたりも。

逆に低ランク「雑魚」の精霊を雇えばマリィ、クリュセイスのメインユニット(いずれも非力で、やられてしまうとゲームオーバー)を主力にして攻略していく形になり、「手ごわいシミュレーション」が繰り広げられるようになる。

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このようなプレイヤーの選択による難易度コントロールを可能にしたシステムに完成されており、シビアな仕組みとは裏腹の自由度の高いマップ攻略を楽しめる作りになっている。

ほんの僅かなお金から究極の選択を導き出せ!?

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そして、雇用だけあって彼らを雇う際には当然、お金を消費する。

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お金は基本、マップを一つクリアする度に手に入る。
だが、その額、たったの20~30ゴールド。非常に少ない。

しかし、精霊を雇うのに支払う額はランクが高かろうか、低かろうが一律10ゴールド。
並盛、中盛、大盛だろうが値段変わらずの財布に優しく、お腹もいっぱいになれる、とても良心的でアメイジングな設定になっている……が、しかし。

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お金は消費型アイテムを購入するのにも用いる。
こちらもどんなアイテムだろうが、一律5ゴールドとリーズナブルだが、一つ買う度に雇える精霊の数は減る。三つ買ってしまえば3×5。仮に現在の所持金が30ゴールドであれば、雇える精霊は一体だけになってしまう。

仲間を増やすか、アイテムを買って保険を付けるか。どちらを選ぶかはプレイヤー次第。まさに究極の選択、民族の結束を強固にする為の虐殺に加担するか、しないかに匹敵する判断が求められるのだ。例えが大げさすぎるのは否定しない。

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こうした選択肢の狭さから、その後の攻略過程も変化するので、プレイヤー独自の攻略スタイルが確立される。そして、今回選んだのはこの精霊だったけど、次はこの精霊にしよう……という具合に周回プレイへの意欲を刺激するのだ。単純ではあるが、このような設定が凝らされているのもあって、見た目とは裏腹に頭を使い、やり込み欲を刺激するシステムにまとめられている。

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また、雇える精霊達も愉快。基本的にマップごとに雇える精霊のメンバーは変化するのだが、何かしら突っ込み所を持ったメンツが数体紛れ込んでいる。

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同様に敵の精霊にも妙な輩が。荒らしてごめんなさい。

ヌルリと遊ぶも、マゾを求めるも良し

冒頭で”短編”と称した通り、ボリュームも少なめ。一周するだけでも2~3時間程度だ。しかし、マップの密度は濃く、攻略し甲斐のある内容にまとめられている。

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戦闘もマップ上で実施される簡易仕様なのもあり、テンポも抜群。
また、グラフィックは有償の素材が用いられているが、緑豊かで神秘的な森の雰囲気が見事に表現されており、思わず息を飲むビジュアルを確立している。

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ストーリーも登場人物少なめながら、一つの物語として綺麗にまとまっている。先の精霊に象徴されるようにネタ要素も豊富。特にエンディングは必見だ。一体、マリィは賢者からいかなる知恵をもらうのか。是非、ご覧になっていただきたい。きっと開いた口が塞がらなくなるかもしれない。筆者は「魔法少女って……魔法少女って……」となった。お察しください。

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シビアながらも気軽に遊べ、工夫次第では手ごわくもできる懐の広いゲームバランス、リソース管理の面白さ、ネタに富んだストーリーと世界観など、短編ながらも侮りがたい密度とやり応えを誇る本作。シミュレーションRPGが苦手な人から、得意な人、更にはマゾを求める人にまで、幅広くお薦めできる良作だ。悩める魔法少女とヘンテコな仮面をつけた口うるさい精霊による、不思議で頭を使い、お金の使い所にも悩まされちゃう旅を追体験してみよう。

[基本情報]
タイトル: 『マリィと賢者の森』
制作者:しのゆ(Planetarium)
クリア時間: 2~3時間(※難易度「やさしい」であれば更に短縮可)
難易度:初級~上級者向け(※上級者は難易度「ふつう」推奨)
備考:一部イベントにおいて、暴力・出血表現あり
対応OS: PC(Windows)
価格: 無料

ダウンロードはこちら
※ふりーむ!
https://www.freem.ne.jp/win/game/15949

最新話で大きな節目を迎えた連載型フリゲADV『被虐のノエル』 その魅力に改めて迫る

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個人開発者のカナヲ氏(てりやきトマト)が株式会社ドワンゴのゲーム配信サイト「電ファミニコゲームマガジン」にて、フリーゲームとして連載中のアドベンチャーゲーム『被虐のノエル』。小説化や漫画化もされるなど盛り上がりを見せる同作だが、12月10に公開された「Season7」にて物語の大きな節目を迎えた。そこでこの機会に作品を振り返りつつ、本作の魅力に迫っていきたい。

両手両足を奪われた少女と大悪魔のコンビによる復讐の物語

本作の作者であるカナヲ氏は、ゲームデザイン、シナリオ、グラフィック、そして作曲も手がけるクリエイター。制作ジャンルも『虚白ノ夢』などのアドベンチャーゲームや『積層グレイブローバー』などのRPG、さらにはSLGと多岐に渡っており、ゲーム制作ツール「SMILE GAME BUILDER」による制作を実演する弊誌の企画では3D視点を活かした探索ホラーADV『虚毒ノ夢』を制作するなど、ゲームデザインによる演出も作品の大きな見どころとなっている。

『被虐のノエル』はそんなカナヲ氏が2016年4月から連載を開始した作品。ゲームデザインやシナリオ、キャラクターイラストはもちろん、一部のBGMも同氏が手がけている。契約によって願いを叶える悪魔が実在する世界の港町「ラプラス市」を舞台に、市長「バロウズ」の策略によって両手両足を奪われた少女「ノエル」が大悪魔「カロン」と共に、その身を復讐へと投じていくという物語だ。

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大事なピアノコンクールが不本意な結果となってしまい落ち込むノエル。そこを市長に付け込まれ、悪魔の力を使うためのスケープゴートにされてしまう

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市長の企みによって悪魔としての矜持を傷つけられたカロン。彼自身の思惑もあり、ノエルに復讐を持ちかける

個性的なキャラクター達とゲームならではの物語演出が魅力

本作の魅力はなんといっても、個性的なキャラクター達。両足が義足、そして契約によって左腕を取り戻すも代償として右目をなくしたノエルは、直接的な戦闘力はほぼ皆無。しかしカロンに導かれ戦いに身を置く中で、その強い意志で苦難を乗り越え、相対する者達の心を動かしていく。打倒バロウズという共通の目的による利害関係から、戦友とも呼べるような関係へと変わっていくノエルとカロンの関係性も見どころだ。

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復讐を描く物語だが、シリアスな場面ばかりではなくコメディタッチな展開も。共に戦う中で変わっていくノエルとカロンの関係も見どころだ

敵側も尖ったキャラクターばかり。悪魔と契約し、特殊な力を手に入れた「魔人」達がノエル達と対峙することになる。「魔人としての名乗り」「それぞれの特殊能力を駆使した戦闘スタイルに、どう立ち向かっていくか」といった異能バトルもののような展開も本作の大きな見どころ。かつて戦った敵との共闘など、アツい展開も物語を盛り上げる。

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魔人はそれぞれ「魔人名」を持つ。そこには己の執着や矜持が現れている

またゲームならではの演出、システムによる物語表現も大きな特徴。魔人や悪魔とのバトルではアクションパートが挟まれ、敵ごとの戦闘スタイルやシチュエーションに応じてその内容もバラエティに富んでいる。ここぞという場面で流れる自作曲も魅力で、タイトル画面でも使われている旋律がさまざまな形でアレンジされることにより、テーマ曲のような形で物語を盛り上げ、作品に統一感を与えている印象だ。

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強敵を相手に、貨物列車の上という足場の悪い場所での死闘に臨むカロン。さまざまなシチュエーションでバトルが繰り広げられる

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市長の資金源を絶つためカジノの陥落を目指す作戦では、実際にプレイできるカジノゲームなどで稼いだチップをもとに、ノエルが支配人とのブラックジャックに挑む

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本来は無味乾燥なシステムメッセージが、ときにキャラクターの想いを代弁する……なんて演出も

大きな節目を迎えつつ、さらなるスケールアップも予感させる作品

10日に公開された「Season7」では、仲間を増やし、市長の手駒となる魔人達を倒し、またその資金源を絶ち、今や市長に十分対抗し得る勢力となったノエル達による総力戦が描かれる。それと同時に、ノエルと因縁を持つある少女との物語に決着が付けられるなど、ここまでの集大成と言えるようなエピソードとなっている。

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「Season7」では仲間を集め市長を追い詰めるまでに至ったノエル達による総力戦、そして宿敵との決戦が描かれる

これまでの戦いを振り返るような流れもあり、今後も連載は続くが今回が1つの節目となっているのは間違いないだろう。12月28日には、Season7までの内容を収録した「被虐のノエル 公式ファンブック Collection 1」の発売も予定されている。連載開始から約1年半で大きな区切りを迎えつつ、物語も周辺展開もさらにスケールを増していく予感も感じさせる『被虐のノエル』。今後の展開にも期待したい。

RPG『アスクギア』や空中弾幕対戦アクション『東方憑依華』など“冬コミ”頒布作品の情報が相次ぐ ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

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本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題は来週末に開催が迫ったコミックマーケット93(冬コミ)関連の情報など18本です。

RPG『アスクギア』作品公式サイト開設

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稲穂スタジオは19日、RPG『アスクギア』の作品公式サイトを開設した。作品紹介やPVなどが掲載されている。

「ド直球RPG」をコンセプトとし、王道のストーリーや独自の戦闘システム、作り込まれたマップによるダンジョンなどが特徴の長編作品。個性的なキャラクター達も魅力で、漫画家のスバルイチ氏がキャラクターデザインとイラストを手がけている。初頒布はデジゲー博2017で、コミックマーケット93でも頒布予定。また29日より「とらのあな」にて委託販売も行われる予定で、通販の予約受付が開始されている。

音楽格闘ゲーム『PHRASEFIGHT』完成版情報公開

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サークル超OKは22日、音楽格闘ゲーム『PHRASEFIGHT』の作品ページを更新し、完成版のスクリーンショットやPV、頒布情報などを公開した。収録楽曲のコンポーザーの情報も公開されている。

2人対戦およびCPUとの対戦に対応し、楽曲に合わせてボタンを押すことで攻撃し合うという、リズムゲームと対戦格闘ゲームが融合したような作品(関連記事)。コミックマーケット93にて頒布予定。

8bit風RTS『TinyWar』情報公開

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個人サークルるてんのお部屋は18日、8bit風RTS『TinyWar』の情報をサークルサイトにて公開した。

ファミコンで使用可能な色だけで描かれた8bit風ドットグラフィックや、マップの自動生成などが特徴のRTS(リアルタイムストラテジー)。コミックマーケット93にて頒布予定。

空中弾幕対戦アクションゲーム『東方憑依華 ~ Antinomy of Common Flowers.』キャラクター&BGMムービー公開

同人ゲーム製作サークル黄昏フロンティアは22日、空中弾幕対戦アクションゲーム『東方憑依華 ~ Antinomy of Common Flowers.』のキャラクター&BGMムービーを公開した。

上海アリス幻樂団とのコラボレーションによる“東方Project”第15.5弾。幻想郷で起こった「完全憑依異変」をめぐって戦いが繰り広げられるという内容で、「マスター」と「スレイブ」の二人組で戦うタッグバトルが特徴となっている。

コミックマーケット93にて頒布予定。また委託販売も予定されているほか、2018年1月5日にはSteam配信も開始予定。

ストップモーション・剣戟アクションゲーム『セツナアーギュメンタム』PV公開

インディーゲームスタジオReminisceは21日、ストップモーション・剣戟アクションゲーム『セツナアーギュメンタム』のPVを公開した。

斬撃の瞬間に発生する知覚拡張現象「セツナドライブ」により敵の弾道や次の行動を予測し、戦場を駆け巡っていくという作品。コミックマーケット93にて体験版を頒布予定。

ハックアンドスラッシュTPS『星樹の機神 ユニティユニオンズ』C93直前PV公開

同人ゲームサークル電猫遊戯は17日、ハックアンドスラッシュTPS『星樹の機神 ユニティユニオンズ』のC93直前PVを公開した。

サポートキャラクターである「ミニオン」を召喚して戦うシステムが特徴の作品。コミックマーケット93にて体験版を頒布予定。なお、デジゲー博2017で頒布されたバージョンからの更新はないとのこと。

横スクロールシミュレーションRPG『MagicScrollTactics』コミックマーケット93プロモーションビデオ公開

同人ゲームサークルオートリ電子の横スクロールシミュレーションRPG『MagicScrollTactics』のコミックマーケット93プロモーションビデオが公開された。

サイドビューのステージで戦う作品。高所からの攻撃によるダメージボーナスや、縦方向に広がる範囲攻撃など、サイドビューであることを活かした要素が特徴となっている。コミックマーケット93にて体験版を頒布予定。

フルボイスノベルゲーム『狂痛忌 -all in all is all we are-』プロモーションムービー公開

F.T.W.は16日、ノベルゲーム『狂痛忌(くるいたいむ) -all in all is all we are-』のプロモーションムービーを公開した。

F.T.W.の千葉ノダヲ氏が原作・シナリオ・キャラクター原案を担当し、talestuneより今年1月にスマートフォンアプリとしてリリースされた『狂痛忌~忘れえぬ彼女の四十九日』のPC向けリメイク作品。ある少女が連続殺人事件に巻き込まれて命を落としてしまい、残された者達が彼女の四十九日を期限として犯人捜査に赴くというミステリ・サスペンス系の青春群像劇で、アプリ版からはグラフィックと音楽を一新し、フルボイス化が施されている。

ノベルゲーム『ロボットチェス』設定資料集サンプル画像公開

クロラロラは18日、ノベルゲーム『ロボットチェス』の設定資料集のサンプル画像をpixivにて公開した。

『ロボットチェス』は天使、悪魔、人間という3つの種族が住む大陸を舞台に、大陸の覇権をかけて行われる人型機動兵器による戦い「ロボットチェス」をテーマとした作品。設定資料集には機体のイラストや簡易データ、6,000字程度のショートシナリオなどが掲載されるとのこと。コミックマーケット93にて頒布予定。

SRPG『Lily 白き百合の乙女たち Lisblanc』サントラ&公式アンソロジーセット『Lily Grand Finale』特設サイト公開

同人サークルdisfactは19日、シミュレーションRPG『Lily 白き百合の乙女たち Lisblanc』のサントラ&公式アンソロジーセット『Lily Grand Finale』の特設サイトを公開した。

CD4枚と64ページのフルカラー本で構成。CDのうち1枚はデータCDで、アンソロジーに収録されている作品のデジタルデータのほか、ゲームで使われていたボイスや高解像度イラスト等の各種データが収録される。コミックマーケット93にて頒布予定。

TORaIKI、コミックマーケット93出展情報公開

ゲーム制作サークルTORaIKIは18日、コミックマーケット93の出展情報を公開した。

新刊は前後編で展開しているRPG『アストロメイデン』の後編『アストロメイデン/アドベント』のC93体験版DLカード。また前編『アストロメイデン/アポストロ』 や同作のドラマCDなど既刊も頒布予定。

育成バトルADV『STARLIKE』第拾壱話公開

個人サークル鉄鋼団は18日、育成バトルADV『STARLIKE』の第拾壱話(11話)を公開した。

戦後復興期の日本を思わせる異世界を舞台に、主人公の少女「節子」がハムスターに似た架空の動物「ハムスタア(Hamstar)」を育て、さまざまな試練に立ち向かっていくという作品。連載型のフリーゲームとして公開されているほか、第陸話(6話)までをまとめ、追加要素を収録した製品版もダウンロード販売されている。連載は全14話の予定で、完結後は製品版がアップデートされ全話収録となる予定。

犬と猫、次回作の雑貨屋経営SLG『ノノの魔法雑貨店』作品ページ公開

同人サークル犬と猫は16日、雑貨屋シミュレーションゲーム『ノノの魔法雑貨店』の作品ページを公開した。

経営系シミュレーションゲームを多数リリースしているの同サークルの次回作。魔法雑貨店を営む祖母のお店でバイトをする少女「ノノ」となってお店を切り盛りしていくという作品で、2018年春のリリースが予定されている。

童話調ビジュアルノベル『マクナ=グラムラとフェアリー・ベル』PV公開

同人ゲームサークルALICE IN DISSONANCEは18日、童話調ビジュアルノベル『マクナ=グラムラとフェアリー・ベル』のPVを公開した。

同サークルのノベルゲーム『fault』シリーズの世界の作家が手がけた童話を日本語と英語に翻訳するという形で制作されているスピンオフ作品。イラストは『fault』のイラストレーターである小夏はれ氏が手がけている。『fault』の作中作だが、シリーズ未プレイでも楽しめるように構成されているとのこと。

2DアクションRPG『CrossCode』日本語トレーラー公開

DANGEN Entertainmentは18日、同社が日本国内向けのパブリッシングや日本語ローカライズを担当する2DアクションRPG『CrossCode(クロスコード)』の日本語トレーラーを公開した。

Radical Fish Gamesが開発する作品で、現在はSteamにてアーリーアクセス版が配信中。遠い未来の仮想世界が舞台のSF作品で、スーパーファミコン風のグラフィックやハイスピードなアクション、パズル要素のあるダンジョンなどが特徴となっている。先日のバージョンアップで日本語化が行われ、2018年に完成版がリリースされる予定。

長編ノベルADV『コルヌ・コピア -不思議の住む街-』プロローグ版のiOS版が配信開始

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同人ゲーム製作サークルあまてる。は17日、制作中の長編ノベルアドベンチャーゲーム『コルヌ・コピア -不思議の住む街-』のプロローグ版のiOS版を配信開始した。

神話や伝説、御伽噺に出てくるような不思議な力を持った獣“ふしぎけもの”が住む街を舞台にした作品。日本からの留学生である主人公のコウタと、さまざまなふしぎけもの達の交流が描かれていく。プロローグ版はWindows版やAndroid版も公開中。

「SMILE GAME BUILDER Exporter for Unity 5.6」発売

株式会社スマイルブームは19日、ゲーム制作ソフト「SMILE GAME BUILDER」のゲームファイルをゲーム統合開発環境「Unity」のプロジェクトへ変換可能にする機能拡張DLC「SMILE GAME BUILDER Exporter for Unity 5.6」(関連記事)を発売した。

本製品を利用することで、SMILE GAME BUILDER製ゲームをスマートフォンやMacなど、Unityが対応するあらゆるプラットフォームでリリースすることが可能となる。Unityの機能を利用して、グラフィックやゲーム内容をカスタマイズすることも可能。

また同日、SMILE GAME BUILDER本体のバージョンが1.9へと更新された。本バージョンでは共通イベントや3Dモデルのグループ化といった機能が追加され、ゲームプレイにおいては8方向移動が可能となった。

「BitSummit Volume 6」開催決定、出展エントリーの受付が開始

インディーゲームイベント「BitSummit Volume 6」が、2018年5月12~13日に開催されることが発表された。

京都にて2013年より毎年開催されているイベント。出展エントリーの受付も開始されており、受付期間は2018年1月22日まで。

フックアクションゲーム『ニュー・スーパーフックガール』大型アップデート公開 ほか ~今週のフリゲ・インディーゲームトピックス

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本コーナーでは筆者や編集部がピックアップした、ここ1週間のフリーゲームやインディーゲームの話題を毎週土曜日にお届けします。今週の話題はアクションゲーム『ニュー・スーパーフックガール』の大型アップデート公開など11本です。

横スクロールアクションゲーム『ニュー・スーパーフックガール』バージョン1.20公開

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九州大学物理研究部(Qpic)は23日、フリーゲームとして公開している横スクロールアクションゲーム『ニュー・スーパーフックガール』のバージョン1.20を公開した。なお執筆時現在、同作の公式Twitterアカウントではバージョン1.20における不具合が告知されており、バージョン1.2.1の公開が予告されている。

フックを射出する装置「フックショット」を使って多種多様なステージを攻略していく作品(紹介記事)。今回のバージョンは約1年10カ月ぶりの大型アップデートとなっており、自分の最速記録の動きを再現するゴースト機能の追加や、タイムアップ時の画面にリトライボタンを追加といったさまざまなUIの改良、ステージ5をはじめとする地形の一部修正、不具合修正などが施されている。なお、クリアタイムに影響のある不具合修正に伴い、タイムアタックランキングが「Season2」として仕切り直されている。

また同日より、同作に登場するキャラクターのLINEスタンプの配信も開始されている。

ターンリミット・ミニRPG『ヘイトフル・ナイン』公開

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あーりん氏は22日、短編RPG『ヘイトフル・ナイン』をフリーゲームとして公開した。

復讐のため、街の各地に存在する悪党達を倒していくというワンマップ型の作品。HPのほかに「BP(血液量)」という値があり、スキルの使用などで減るほか歩くだけでも減っていくのが特徴で、「ターンリミット・ミニRPG」と謳われている。ランダム要素は一切なく、リソースに限りがある中で、敵を倒す順番や倒し方などを探りながらプレイしていくというパズル的なRPGとなっている。

短編民俗学ミステリーノベル『むこうがわの礼節~知ることの礼節~』公開

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スタジオ・おま~じゅは23日、ノベルゲーム『むこうがわの礼節~知ることの礼節~』をフリーゲームとして公開した。

短編民俗学ミステリー『むこうがわの礼節』シリーズの第2弾。日常の出来事をきっかけとした民俗学的な疑問を、考察とフィールドワークで解き明かしていく作品となっている。公称プレイ時間は約30分。

オープンワールドハイスピードアクションゲーム『SLEEPWALKER』プロローグデモ1.01公開

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インディーゲーム開発スタジオPhantomIslandは、オープンワールドハイスピードアクションゲーム『SLEEPWALKER』プロローグデモのバージョン1.01を公開した。

プロローグデモは導入部分の体験版となっており、本作のアクションにおける特徴的な要素である、高速移動とワープ攻撃を主体にした「スリープウォークモード」などを体験できる。今回のバージョンでは空中ジャンプやダッシュジャンプ、スリープウォークモード時の空中特殊攻撃といったモーションが追加され、ロックオンの一部仕様変更やバグフィックスなどが施されている。

また、公式サイトのゲーム概要とシステムのページも更新された。

2Dシューティングディフェンスゲーム『Black Knight』配信開始

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同人ゲーム制作サークルRe:Ariumは23日、スマートフォン(iOS/Android)向けの2Dシューティングディフェンスゲーム『Black Knight(ブラックナイト)』の配信を開始した。

侵略者から地球を防衛するという内容で、シューティングとタワーディフェンスが融合したようなゲームシステムが特徴。扇状に動く衛星「ブラックナイト」で射撃を行いつつ、迎撃や敵の速度低下といった能力を持つ「チェスの駒」を配置して敵を迎え撃っていく。敵を倒して入手したアイテムを掛け合わせてブラックナイトの武器を生成したり、バトルで溜まったポイントを使って駒のカスタマイズを行うといった要素も用意されている。

『ファタモルガーナの館 -Reincarnation- Original Sound Track』クロスフェードサンプル公開

ノベクタクルは22日、「ファタモルガーナの館 -Reincarnation- Original Sound Track」のクロスフェードサンプルを公開した。

ノベルゲーム『ファタモルガーナの館』のPlayStation Vita移植版『ファタモルガーナの館 -COLLECTED EDITION-』で追加された新曲のサウンドトラック。2018年1月19日発売予定。

ビジュアルノベル『ヒトナツの夢』『ほたるゆき』主題歌配信

同人ゲームサークル(猫)milkcatは24日、ビジュアルノベル『ヒトナツの夢』および『ほたるゆき』の主題歌をYouTubeにて配信開始した。

『ヒトナツの夢』は2005年にフリーゲームとして公開された作品。『ほたるゆき』は2009年にコミックマーケットで頒布され、先日一部要素を削除したフリー版『ほたるゆき -SnowSky Edition-』が公開されている。

「おすすめ同人紹介による同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー2017」ノミネート作品中間発表

同人ゲーム紹介サイトおすすめ同人紹介が主催する同人ゲーム表彰イベント「おすすめ同人紹介による同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー2017」のノミネート作品の中間発表が24日に行われた。

ノベルゲーム・アドベンチャーゲームを中心に、2017年4月~2018年3月に発表された作品から同サイトを運営するみなみ氏がさまざまな部門で授賞作品を選考し発表するイベント。2018年6月頃に、東京・水道橋で授賞作品発表会が実施予定となっている。

ゲームエンジン「Light.vn」バージョン5.0.0公開

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ゲームエンジン「Light.vn」のバージョン5.0.0が25日に公開された。

ビジュアルノベル系作品の制作に適したスクリプト型のゲームエンジン。専用エディターが用意されており、エディター上でのリアルタイムプレビュー機能が大きな特徴となっている(紹介記事)。5.0.0ではエディターの安定性や起動速度・スクリプト読み込み速度の向上、テキストや動画の処理速度改善、またHTML5出力に関する改善などが施されている。更新内容を説明する動画も公開された。

ゲームエンジン「吉里吉里Z」バージョン1.4.0.8公開

ゲームエンジン「吉里吉里Z」のバージョン1.4.0.8が25日に公開された。

アドベンチャーゲームやノベルゲームを中心として、2Dゲーム制作に広く使われているゲームエンジン「吉里吉里2」の後継版。バージョン1.4.0.8での変更は使用ライブラリの変更や機能追加、不具合修正などとなっている。

なお、「吉里吉里2」の作者であるW.Dee氏が運営する「吉里吉里」のダウンロードページは2017年12月いっぱいでの閉鎖が予告され、執筆時現在はアクセス不能となっているが、「吉里吉里2」は「吉里吉里Z」のページからもダウンロード可能。

「被虐のノエル 公式ファンブック Collection 1」発売

書籍「被虐のノエル 公式ファンブック Collection 1」が28日、KADOKAWAより発売された。

個人開発者のカナヲ氏(てりやきトマト)がドワンゴのゲーム配信サイト「電ファミニコゲームマガジン」にて、フリーゲームとして連載中のアドベンチャーゲーム『被虐のノエル』(紹介記事)のファンブック。現在の連載最新話であるSeason7までのストーリーやキャラクター設定の紹介、カナヲ氏のインタビュー、未公開資料、同作のノベライズを担当する諸口正巳氏による書き下ろし短編小説などが掲載されている。

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